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本田圭佑 生きる力。成功体験は、情報と経験が繋がった瞬間に生まれる。

本田圭佑 生きる力。

成功体験は、情報と経験が繋がった瞬間に生まれる。

学ぶ動機は人それぞれ

2021年7月金沢歌劇場で本田圭佑氏(以下、敬称略)が代表を務めるNow Do株式会社主催で講演会が開催されました。

Now Do株式会社は、「だれもが夢を追い続けられる世界を創る」VISIONに掲げています。

ソーシャルオンラインスクール「NowDo」( https://nowdo.net/ )では、25歳未満の学生を対象に各業界の最前線で活躍するプロフェッショナルから無料で学べるLIVE講義や、学びたい子供と教えたい大人がマッチングする教育音声SNS「classroom」を主に運営しています。

また、アスリートをはじめとした各界のトップランナーの「声」が聴き放題の音声サービス「NowVoice」(https://voice.nowdo.net/) も運営しています。

「人生100年時代。大人の学習に終わりがこなくなる。」をテーマに開催されました。

本田圭佑は、サッカー選手の他にもNowDoの代表をはじめ、カンボジア代表のGMや、ベンチャー投資家としても活動を進めてきました。

2019年に千葉県幕張市ソルティーロファミリアサッカースクールとコラボした、ソルティーロGSAインターナショナルスクールを開園しました。

編集部は、金沢で開催された本イベントの様子を取材し、一部編集しました。

永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ

本田:僕の好きな言葉に「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ」がある。

インドのガンジーの言葉です。

1日1日を大事しろ。でも、先のことまで見据えてじっくり学びなさい。
矛盾しているんです。

自分が、この感覚で生きれれば良いという座右の銘です。

今回、「人はなぜ学習(勉強)するのか?」をテーマにしました。


コロナの中で、「人はなぜ学習(勉強)するのか?」についてじっくり考えることができました。

学ぶ動機は人それぞれある。
自分が好きなように生きる。

自分自身が好きなように生きたい。
その欲望を満たすために一生懸命に勉強しているのではないか?

そもそも、人は、好きなように生きたい。
人類遡ると自分が生きたいからこそ、争いが生まれる。

相手の生きたいという姿勢を受け入れる、理性で受け入れることが公教育で一番重要ではないか?
自分が生きたいように。

これから何を学んで行けばいいのか?

明確な答えはない。
この15年でテクノロジーは大きく変わった。
僕がロシアなど海外にいたとき、スカイプは有料だった。
でも、今ではLINEで無料通話できる。

未来はわからない。

これまでは勉強に集中し大学で学んで、仕事し、引退する。
でも、Youtuberが僕より稼ぐ時代になった。
そもそも自分がアップデートし続けないといけない。

情報収集能力

例えば、情報収集能力。
何を検索して、どのサイトを見て、どのテレビを見るのか。

自分が選んだはずの情報でも、人工知能が僕らの趣味趣向を先に囲い込みし、勝手に好きな物やコンテンツを提案する仕組みになっている。

だからこそ、情報収集能力をアップデートすべき。
先回りされる情報の囲い込みをされないように、情報を見つけ、知る必要がある。

僕は、できるだけ幅広い情報を得るようにしている。
具体的には、幅広く(浅く広く)、いろいろなところに片足を突っ込む。

日本では、一つのことに集中していることが「美」とされる。
それはメディアの情報に惑わされているのではないだろうか?

成功事例が大変なキャリアのドキュメンタリーとして報道される。
「やっぱり成功するのはひとつのことに集中するからなんだ」と。

その人たちが「自分らしく生きたい」として、自分の努力をひとつの情報に委ねること。
ひとつの情報を元に「ひとつのことに集中」すること。

実は、それが情報収集能力を下げてしまう。

プロセスの中で、広く浅く情報を集めても最終的には、集中する。
僕らは、情報にバイアスがかかっていることに気をつけなければいけない。

Q&Aセッション

講演後半は、会場とオンラインから質問を受け付け答えていきました。
司会は、NowDo株式会社取締役副社長兼COOの鈴木良介氏(以下、敬称略)

Q,学校の勉強は必要ですか?

本田:他者、友達のやりたいを学びにいく。理性を育むことが学校の本質。基本的な教科は、必要だ。

なぜ、それを勉強しているのか?
それが抜け落ちている。

なぜそれを学ぶのか?を30分でも自分で学ぶことは自分でも学ぶ。

大人でも自分でも必要だとわかるから、お金払ってもやる。

なぜ、宿題をするのか?
その子の個性に合わせて、説明した上で勉強する理由を理解してほしい。

鈴木:本田さんは、どのように勉強に向き合ってきましたか?

本田:サッカーが好きだったから、サッカーに向き合ってきた笑。その子、その個性に合わせて興味を引けるようにサッカーと算数がどのように繋がっているのかを教わりたい。

Q,学校で生き抜く力、教員ができることは?
本田:学校の先生は、犠牲者。
国から、お金が回ってきていない。クラスに40人もいる。

先生は、やりたい授業と現実にジレンマを抱えていると思う。
本当に、日本の公教育は板挟みになっていると思う。

教えなければいけないことがあり、教えたいこともある、でも時間は足りない。

本質では、やれることはもっとある。

Q,本田さんはどのように情報収集していますか?
いろんな国でプレーすることで実際にその国の文化、歴史を学び、日本と比較できる。
海外の英語のサイトを見ている。
日本のニュースを日本語で見ないようにする。

外国人向けの情報をフラットな情報として知ることができる。
例えば、先日はスーダンとエジプトがナイル川の取水制限で国際問題になっていました。
アゼルバイジャンも戦争していた。

点のように情報を集め、話を集めている。

どこで役立つかわからない情報をスタンフォードの卒業式でスティーブ・ジョブスが話した。
▽ スタンフォードの卒業式でスティーブ・ジョブスの講演:同大学公式Youtubeより引用。

人生、その情報と経験がどのように繋がるかわからない。

情報と経験が繋がった時に成功体験になる。

Q,夢が持てない大学生
本田:
そもそも、夢の定義がある。

大きな夢だけではなく、自分の好きなこと、時間、人、自分が得意なことなどちょっとした目標が夢と言ってもいいのではないか。

僕の小さな夢。
それは、コロナ終わったら大人数でBBQをしたい笑。

Q,限られた時間の使い方
一年ごとに振り返って反省するのですが、やりたいことをまだできていない。
どうやったらできるか、をできる方法を探す。

中には、できることもある。そこで成功体験をつかむ。

自分の時間は限られている。
そのために仲間を作ること。

同じ熱量で夢を語り、説得し、巻き込むことで限られた時間は、限られなくなる。

Q,日本の受験制度について
本田:大学行っていないので、受験生になったことがないのでわからない。

例えば、勉強だけやって良い大学に入った。
その後、どうしたいのか?目的は?
社会の変化するスキームに勉強が紐づいていない。

受験システムは、良いとして、就職して、社会に接するための中身。
一生懸命やっている受験に関わる内容が、果たして社会の変化に合わせたアプローチになっているのか?

例えば、受験でパソコンは、使われていないよね。

Q,具体的に生きる力とは
本田:情報を集めて自分で考えて、勉強したり、行動を起こす。
そこが最も生きる力。

その先にプログラミングや英語、コミュニケーション能力は、自分で決める能力。
毎日、状況が変わって日々、これ勉強しなさい、ということはない。

情報を常に自分なり解釈して行動にできる力が必要が力だと思う。

Q,世界中で仕事をしてきた本田さん、人に影響を与えられる、共通点とは?
本田:自分がやりたいと思ったことを2、3人に納得させるリーダーシップ、コミュニケーション能力、そして、巻き込むための能力だと思う。

もちろん、口だけではなく、行動できる人。

行動できる人はいるけれど、説得もできないといけない。
そのためには、情報を見ないといけない。

Q,日本が海外からどのように見られているか?
本田:僕の主観では、アメリカは大国で強い国なので、正直、日本を相手にしていないでしょうね。
アメリカ人で日本大好きな人も多いけれど、日本という国は、大国だとは思っていないと思う。

本当に言いたいのは、日本には、危機感が足りなさ過ぎる。
70年前、日本は戦争をしていた。

今後、争いに巻き込まれないように日本は、危機感を持つ必要がある。

Q,周りの意見、比較が気になる。
本田:
いい意味で比較は必要。
メッシと比較などは、良い。しかし、ネガティブな比較は、都合良く意識していく。

ネガティブな比較や情報に接しないようにコントロールしていく。

自分なりにネガティブな比較を避け、情報が入ってこないようなコツを習得できる。

Q,目標を立てる際に気をつけること。
本田:目標を立てた時に、周りが受け入れることは、目標として立てないようにしている。
バカにされる、やめとき、と言われるような目標を立てるようにしている。

今でも目標を立てるポイントだと思う。

モチベーションを上げてくために僕はそうしている。
これも人それぞれ。

Q,本田さんも親として子供にどのような導きをしていますか?
本田:人格的な部分では、弱い物いじめをしない人になってほしい。

低いところで人の目標、足を引っ張ったりするのは魅力的ではない。
長男には、自分より強いやつと喧嘩しろ。と。この言葉は、僕も祖母から聞いてきた話。
弱いものいじめをしない人になって欲しい。

鈴木:最後にメッセージをお願いします。

参加者へのメッセージ

人生思い通りにいかないからこそ熱くなれる。
限界を作るな。困難を楽しめ。

取材協力:NowDo株式会社
取材・記事:村田学
写真:山岸政仁

結論:もういい加減、子どもたちと大人たちでは危機感が違うのである

教育はなぜジャンプしなければならないか?

教育ガラガラポンproject 代表
電通 クリエーティブ・ディレクター 福田 崇

日本は幸いなことに一国の島国の中で経済が回っていた。

それがもうそうでなくなることは大人は全員わかっているのになんか見て見ぬふりをしている。僕もそのひとりだったのかもしれない。2019年に教育ガラガラポンプロジェクトを立ち上げて、生の中高生の声を聞くまでは。

ダボス会議の話 2019年に僕は3度それを中高生が言うのを聞いた

新しい教育を研究するプロジェクトを立ち上げた2019年に学生たちがプレゼンテーションをする場面に3度参加し3度とも同じ数字を目にすることとなった。それは65という数字。2013年のダボス会議において、「未来の仕事の65%はまだ存在しない」という報告がされた。

この数字は未来に不安を持ち、自ら道を拓こうとしているプレゼンテーションの主体である中高生にとっては大いに力を与えるものだったに違いない。そして、それは、「未来を見て見ぬふりしている大人たちよ、頼むから私たちを放っておいてくれよ、邪魔だけはしないでくれよ、自由に未来をつくらせてくれよ」と言っているように僕には聞こえた。

実際、大人たちは子どもたちに有利な未来の前提をつくれていない

・日本の少子高齢化=世界最先端で進む少子高齢化・人口減少は確定的な未来

・日本の相対的安い国化=G7で唯一GDPが増加しない国

1人あたりGDP 成長率 G7 OECD データより作成・著作:株式会社小川製作所より引用

・増え続ける国の借金1,200兆円超=MMTなど議論はあるが未来に対してプラスなわけはないなどなど

どう言い訳をしても、子どもたちがいつでも日本を脱出できる準備をすることを止めることはできないのである。なのに、日本の教育は、いまだに日本という島国に一生暮らすことを前提としている。

加えて言えば、いまだに日本という国にとって、都合の良い人材育成を求めている。極端な話、髪の毛は黒じゃなければならない、ツーブロックは事件に遭うから禁止なのだそうだ。

未来をつくるための教育をはじめよう!それがジャンプだ!

というとすぐに英語教育だ!というのは、僕を含めた英語が満足にできなくて旅行ではなく生きるという意味で日本を出ることができなかった大人のたちのコンプレックスだが、これまで出なくても生きられた大人たちの考えはまだまだ緩くて、小学校から始まる英語のカリキュラムは対症療法に過ぎない。

そこで注目されているのがグローバル教育を提供するプリスクールの存在である。日本では認可外保育園という扱いになるが、ここには法律の縛りがないため、英語での授業を学校によっては外国籍の子供達と一緒に学べる機会が急増し、いまや全国には800校をこえるプリスクールが英語で授業を行なっている。ところが、小学校入学前にネイティブの英語を身につけた子どもたちは、「小一の壁」に阻まれ、英語能力を小学校の間にほぼほぼ忘れてしまうのである。

参照記事:プリ・キンダー卒園児の英語力が恐ろしく落ちる「小1英語の崖」

未来教育>英語教育 そこにジャンプがある

未来に資する教育を→親が英語ができなかったから英語やらせよう→結局習い事と変わらない→ピアノをやめたら弾けなくなるように、英語環境を失ったら忘れる・・・

これは教育ではなく、習い事だ。教育とは、「人生を充実させ死ぬまで尽きない資力=考え方を養うこと」であるはず。

受験、偏差値教育は知識はため込むが、ある一定以上ため込まないと、その使い方にはなかなか気づけない。例えば、世界史を暗記しても、カトリックの国に旅行に行って壮麗な大聖堂を見てこれがどういう背景で建造され、現地の人たちにとってどういう存在なのかについて考えを巡らせることは、ある一定以上の知識をため込んだ上で、さらに自分で気づかない限りはできない。

日本の教育の問題点はある一定以上の暗記をできない限り、その先にある深みに連れていってもらえないことであり、多くの子どもたちは学びを学ぶ前に脱落する。

未来教育をはじめよう

「未来教育」というのは、この新しいメディア「eduJUMP!」のキーワードであり、僕がつくった言葉でもある。この言葉の背景には、日本を代表する国際バカロレア教育の研究者である大迫弘和氏の言葉がある。

私たちの文化は世界の数あるものの一つである=One of Them

と同時にこの地球はひとつにつながった=Only Oneのものである

この関係が心底わかることが、グローバルな教育の目的である。

僕は、冒頭でこれからの子どもたちが日本を脱出する準備をし、グローバル社会で生きる学びを始めるのを大人は邪魔してはならない、と述べたつもりだ。そのために、One of Them Only One (Earth) を知るのは必然で、それをダイバーシティと呼ぶ。例えばダイバーシティという言葉は日本でもいまや市民権を得ているが、なんとなくそういう感じだから従わなければならない、と思っているから日本は世界最低レベルの女性の社会進出状況=ジェンダーギャップ指数が一向に改善しない。

ニーズのないダイバーシティはニセモノだ。

超極端な話(僕はまったくそう思っていないが)、現在の日本という島国にはダイバーシティは必要がないから日本の女性社会進出状況は最低レベルのままなのだ。だからいいじゃないか。とその大人たちが死ぬまでは通用するかもしれないが、子どもたちはその後の社会を生きるのだ。その子どもたちのために教育はあるのだ。

そのニーズを大人たちが想像することを拒否した結果、もし教育が目をそらしたら、日本はさらに40年遅れる。

教育は未来づくりだ。

これを読んでいるあなたは自分で未来をつくろうと奮闘しているはずだ。さらに親として、子どもの未来と向き合っている人も多いだろう。わからないことだらけだけれど、子どもにいい未来を与えてあげたいと必死に考える。だけど、その途中で、この国の教育はどうやら子どもの未来にとっての最適解ではないのかもしれない?と気づくかもしれない。

あれ?日本の教育は全部、主従が逆だ。本当なら、学ぶニーズがあるから学ぶことが、テストや受験をニーズに暗記大会が行われ、偏差値がそれを冷酷に評価する。何より、学校で学んだことが社会で役に立たないことはこの国では常識とされる。先生は壇上から一方的に授業という暗記課題を黒板に板書し、生徒は暗記課題をノートに書き取り、テストのために脳ミソに焼きつける。テストでいい点をとることがゴールで、人生とはまったく関係がない。ドラえもんの暗記パンが欲しくなるような教育は教育ではない。

何のために学ぶのか?

それは、人類の進歩の結果、ものすごく小さくなった地球、どこにでも行ける地球、コロナウイルスや海洋性プラスティックのようにどこかの何かが地球全体の運命を左右する地球=Only One Earth、その中で自分の立ち位置、使えるリソース、文化、歴史=One of Themである我が日本をしっかり認識し、それに固執するのではなく=Diversity、世界の中で自分がどう生きる意味があるのか、自分は何ができるのかを自分が起点となって考え、学び、日本に世界に貢献できる自分が一番輝き幸せになる姿を追求していく。

いま、「えっ、そんな気持ちで生きたことないよ」と思った大人たち。いま、未来に不安を持ち、自ら道を拓こうとしている子どもたちのプレゼンをぜひ聴きに行ってほしい。「未来の仕事の65%はまだ存在しないんだから、お願いだから邪魔だけはしないでほしい」という子どもたちの叫びを聞いてほしい。大人たちがここまで生きてきた地球、日本と、現在の状況は驚くほど異なる。前提が違うのだ。残念ながら我々大人たちは、これからを生きる子どもたちに不利な前提しかプレゼントできなかった。教育ぐらい今からでも遅くない、可能性を与えてあげなければならない。

教育の主体は大人や国ではない。未来をこれからつくる子どもたちだ。

そのために、いまこそジャンプしよう。


福田 崇
教育ガラガラポンproject 代表
電通 クリエーティブ・ディレクター
カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2015 審査委員

【速報!】英国 名門 マルバーン カレッジが2023年東京に開校へ

創立150年以上の歴史を持つ英国の名門校マルバーン・カレッジ

2023年9月に東京都小平市に「Malvern College Tokyo」を設立することを公表しました。

東京に開校するイギリス系のインターナショナルスクールとしては、国際バカロレアで学べるのが特徴です。

2023年9月の開校計画

Malvern College Tokyoは、2023年9月に開校し、開校当初は、小学校と中学校に相当するYear1からYear9までの生徒を対象に開校します。

2026年までにYear13まで教育課程を順次拡大し、初等・中等部・高等部合わせて950名の生徒を受け入れる予定です。

寮または通学型は、今後詳細が公表されます。

▽ 1月16日(日)インターナショナルスクールフェアに同校は登壇し、当日、計画について発表されます。

【先着受付】 1/16 13時〜 すごい!国内ボーディングスクールが東京駅 丸ビルに大集合!

東京多摩地域に待望の開校

Malvern College Tokyoが開校する多摩地域は、一橋大学、ICU、東外語大、津田塾など文教地域で早稲田実業、2022年に東京都が初の小学校となる東京都立立川国際中等教育学校附属小学校を開校予定です。

▽ 世界に展開するマルバーン・カレッジ。写真は香港校の授業風景。

イギリス系のインターナショナルスクールは、これまで渋谷区、世田谷区にブリティシュスクール・イン・東京などがありますが、定員に達していました。

イギリス系の国際バカロレアカリキュラムで学べる仕組みは、東京では初となります。

▽ 世界に展開するマルバーン・カレッジ。写真は香港校。

世界ではイギリス式の校風と文化と国際バカロレアの学びの組み合わせは人気になっており、Malvern College Tokyoは、新たな国際教育の選択肢になります。

▽ 世界に展開するマルバーン・カレッジ。写真は香港校。

開校にあたり

マルバーン・カレッジ校長 キース・メトカーフ氏は、開校にあたり次のようにコメントを寄せました。

キース・メトカーフ校長は、ウェールズのモンマス・スクールからケンブリッジ大学ダウニング・カレッジで地理学を専攻しました。
マルバーン・カレッジの校長に就任する前は、英国のハロウ校で副校長を務めていました。前職のハロウ校では、ハウスマスター、学科長、ISI学校監査官、各種スポーツのコーチなどを歴任し、学校の日常業務を経営・管理してきました。

また、エジンバラ公が下賜している教育賞プログラムの運営メンバーも務めました。

マルバーン・カレッジは、全人格を育成するための時間と空間を提供し、パストラルケアがすべての活動の中心となると考えています。
このような環境こそ、若者が教室の中でも外でも最高の成果を上げると信じています。

世界に追いつけ!日本のマネー教育

お金は世界中のだれにとっても大切なもの。でも、その使い方や増やし方の教育は、国によって違いがあります。お金の使い方で、経済成長を支えるという世界的な潮流を受け、日本のマネー教育は「貯める」から「運用する」へシフトしつつあります。そんな、マネー教育の最前線について、株式会社東京証券取引所 で投資教育に携わる 森元憲介さん に解説していただきました。

森元 憲介さん

株式会社東京証券取引所(兼)株式会社大阪取引所
金融リテラシーサポート部・課長
JPXアカデミー専任講師
ラジオNIKKEI新規ビジネスグループ・マネージャー


連載1 どう変わる?日本のマネー教育

先生、「資産形成」って何ですか?

~既に始まっていた「金融リテラシー」教育~

高校生から「投資」を勉強?

Photo by Pexels

2022年度から、高校の家庭科の授業で「資産形成」の内容が必修化されます。文部科学省が公表している「高等学校学習指導要領」が変わり、さまざまな金融商品への理解を含め、より積極的に経済の計画が立てられるように指導するよう改訂されたことによるものです。この動きは、新聞やテレビ等のニュースでも幅広く報道され、「本格的なマネー教育」がわが国でも導入されることへの期待が高まっています。また、「これまで金融経済教育を受けてこなかった」と話す世代でも、「今からでも投資について考えてみたい」と、リカレント教育(社会人の学び直し)へのニーズが高まっているようです。

しかし先日、あるテレビ番組のコメンテーターが「高校生のうちから投資を勉強するよりも、もっと他にやることがあるのでは」といった旨の発言をされていたのを耳にしました。また、「家庭科という科目のなかで高校生が「投資信託」を学習する」という「資産形成」にかかる部分的な解説も見られます。さらには、「そもそも、家庭科の教師本文が生徒に教えるべき内容を理解できていないのでは?」といった懐疑的な見方をするコラムなども見られます。そこで、今般、この『高校での「資産形成」授業始動』にかかる経緯について、再確認してみたいと思います。

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「金融リテラシー」は教わっていた?

20146月に閣議決定された政府の「日本再興戦略」では、「豊富な家計資産が成長マネーに向かう循環の確立」が掲げられ、金融経済教育の充実について触れられていました。しかし、それ以前にも、2008 年から 2009 年にかけて行われた中学校・高等学校の学習指導要領の改訂で、金融の仕組みや働きに関する内容が拡充されていましたが、「生きる力」として金融についての意義・役割を理解し、自分自身の将来を見すえ、金融に関する的確な意思決定や主体的な行動を支える「金融リテラシー」の向上が「国際的に重要な課題」とされていたこともあり、2011年度からの小学校にはじまり、2012年度から中学校と、順次「消費者教育・金融経済教育」が全面実施となってきました。

世界的にも、2012年に「金融リテラシー」の注目度が一気に高まります。OECD(経済協力開発機構)が進めているPISA(生徒の学習到達度調査)で、従来の「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」の3分野とともに重要な資質・能力として「金融リテラシー」が位置付けられたことや、同年メキシコで開催されたG20 ロスカボス・サミットでは、その首脳宣言において「各国が戦略的かつ計画的に国民各層への金融教育に取り組むことの重要性」が強調されていたのです。

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具体的に記載された「金融商品」とは?

金融に関する健全な意思決定を行い、究極的には金融面での個人の良い暮らし(well‐being)を達成するために必要な金融に関する意識、知識、技術、態度及び行動の総体が「金融リテラシー」と定義され、10年が経過しようとしています。このような「金融リテラシー」充実に向けた世界的潮流のなか、いよいよスタートする高校家庭科での「資産形成」授業ですが、これまで見てきたように、既にわが国だけでなく、世界的にも「金融リテラシー」の充実という観点から見ると、その幕は、既に切って落とされていたということになります。

それでは、何故、今回の高等学校における新しい学習指導要領の変更点がクローズアップされるようになったのでしょうか。それは、これまで指導要領に記載されていた金融商品が、より充実されていることが一因と考えられます。従来の学習指導要領解説(家庭編)から変更された金融商品を見ると、これまでも記載があった「ローン、クレジット、貯蓄、保険、株式」から、「預貯金、民間保険、株式、債券、投資信託」という拡充が見られます。さらには、従来、「基本的な金融商品などにも触れる」という内容で止まっていたものが、その拡充された「金融商品の特徴(メリット、デメリット)、資産形成の視点にも触れながら、生涯を見通した経済計画の重要性について理解できるようにする」と拡充されています。

不確実性が高まる世界経済のなか、私たちの働き方や暮らしに大きな変化が生じています。ライフステージごとに必要となる費用や、生涯収支への関心は、高校生の課題に限ったことではありません。今回の教育内容拡充をキッカケに、家庭内でも「先生役」として、また「既に経験している大人」としての保護者の役割も重要になりそうです。「先生、「資産形成」って、なんですか?」と、子どもたちから問われた時、さて、あなたはどう答えますか?

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1 内閣府(2014年6月)「日本再興戦略」改訂2014―未来への挑戦―
2 金融経済教育を推進する研究会・第一期活動報告(事務局・日本証券業協会)
3 文部科学省「文部科学省における金融経済教育の取組について」(2014年11月)
4 OECFウェブサイト(https://www.oecd.org/pisa/keyfindings/pisa-2012-results-volume-vi.htm)
5 OECD 金融教育に関する国際ネットワーク(INFE)「金融教育のための国家戦略に関するハイレベル原 則」(2012年6月)

【著者】森元 憲介(もりもと・けんすけ)  株式会社東京証券取引所(兼)株式会社大阪取引所 金融リテラシーサポート部・課長、JPXアカデミー専任講師 ラジオNIKKEI(株式会社日経ラジオ社)新規ビジネスグループ・マネージャー

【経歴】1971年、北海道函館市出身。中央大学法学部・政治学科卒業後、都市銀行や金融専門紙記者を経て、2002年から証券市場の企画・運営業務に従事。新興市場やデリバティブ、FXなど多くの金融商 品の企画立案に携わる。証券取引所の金融経済教育活動として、全国の大学等で業界研究・会社研究の講義を行う他、社 会人向け「投資教育」(JPXアカデミー)の専任講師(兼事務局)を務める。また、全国のNPOや地 方公共団体等と連携した「起業教育」(JPX起業体験プログラム)も展開。ラジオ局の「投資未経験 者層向け」番組企画・プロデュースも兼務する。共著に『ファンドマネジメントの新しい展開』(東 京書籍)、『アジア証券市場とグローバル金融危機』(金融財政事情研究会)、『起業に向けての 「心」「技」「体」―イノベーティブな生き方へのステップ』(泉文堂)など。

ご参考 東京証券取引所の「金融リテラシー」向上支援ツール

東京証券取引所では、金融資産の効率的な運用で次世代の経済成長を促す一助とするため、金融経済リテラシー教育に力を入れています。

◎初心者向け東証マネ部

資産形成について楽しく学べます

 

 

◎小学生~大学生向け「なるほど!東証経済教室

幅広い世代に使える金融経済教育ツール

 

 

◎世代を問わず、より深く学びたい方向け「JPXアカデミー」(オンライン講座)
金融商品の解説、マクロ経済動向や最新の経済動向など、資産を管理・運用する際に必要とされる金融経済に関する知識や情報を提供。現在は、オンライン講座を展開。イベント動画(YouTube)も。

 

◎シュミレーションゲーム「人生やりなおし体験
「もしも、あの時、この株式に投資していたら」という体験シミュレーション・ゲーム。現在までの株価をもとに、「一括で投資した場合」と「積み立てで投資した場合」、それぞれの運用結果を表示します。


【先着受付】 1/16 13時〜 すごい!国内ボーディングスクールが東京駅 丸ビルに大集合!

【先着受付】 1/16 13時〜 すごい!国内ボーディングスクールが東京駅 丸ビルに大集合!

1/16(日)13時〜 東京駅 丸ビルの名古屋商科大学ビジネススクールのキャンパスを会場に「寮のある学び」を特集したインターナショナルスクールフェアが開催されます。

コロナ対策を含め、会場を広く確保しましたが、ごめんなさい、感染予防のため定員があり、先着順です。

参加校がすごい!

・国際高等学校(2022年開設準備中)
・ハロウ安比校(2022年開設準備中)
・Malvern College Tokyo(2023年9月開校)
・UWC ISAK Japan
・ICT 国際高等専門学校
・インフィニティ国際学院(2022年初等部・中等部開校)
・白馬インターナショナルスクール(2022年開設準備中)
・神石インターナショナルスクール
・クリムゾン・アカデミー
(参加申し込み順に掲載)

▽ お申し込みはこちら。
なお、コロナ対策のため、丸ビルの会場は、間隔を空けて開催するため、定員が決まっています。先着順の受付です。

https://forms.gle/hk1nR65zaPHNkDfQ9

個別相談の会場となる名古屋商科大学ビジネススクールの教室です。画像:栗本学園

ポイントはここ!

ほぼ日本に開校するトップボーディングスクールが参加します。

ポイントズバリ!!
・会場で個別相談ができる。
・複数の学校に聞ける。
・今後、コロナの情勢によっては、今年、学校関係者に話を聞ける可能性最後のケースになる可能性も。

編集部の思い

ご家庭も参加校もこの2年間、コロナで学校訪問、個別相談会もオンラインでした。
しかし、オンラインでは限界があります。

やはり「生の声を聞きたい」。
お子さんが学校の担当者とどのように話すのかを隣で聞きたい保護者さんの気持ちも編集部はよくわかります。

同時に学校側も入学希望者、保護者の方に「理念」を知ってほしい、と考えています。

編集部ができるのは、コロナの中で急ですが「直に相談できる場」を作ることでした。

オンラインで視聴も可能です。

東京駅まで遠い、というご家庭、海外にお住まいの方も多いと思います。
各校のプレゼンは、オンラインで配信します。

オンラインの個別相談も別日になる可能性がありますが、お申し込みできるようにいたします。
少しでも多くのお子さん、ご家庭に選択肢をお届けします。

本フェアで初登壇!Malvern College Tokyo!

今回、開校予定の学校も参加が決定しました。

Malvern College Tokyoが日本に開校します。

【速報!】英国 名門 マルバーン カレッジが2023年東京に開校へ

当日、詳細が公表されます!

お楽しみに。

お申し込み

こちらのGoogleフォームにご記入ください。

https://forms.gle/hk1nR65zaPHNkDfQ9

【速報!】長野にインターナショナルスクールの私立小学校が開校へ!

長野にインターナショナルスクールの幼小中一貫校が開校へ!

インターナショナルスクールオブ長野は、長野県で唯一のIB認定、幼小中一貫インターナショナルスクールです。

長野県に申請をしていたところ、2021年12月28日に認可の通知を受け、幼小中一貫のインターナショナルスクールの私立小学校を開校することになりました。

インターナショナルスクールオブ長野の公式ホームページより引用。

松本市
認定こども園 南松本キャンパス(2歳児−就学前)
認定こども園 島内キャンパス(3歳児-就学前、2歳児クラス開設予定)
準備中(小学校) 五常キャンパス(2022年4月開始。現在は小学部フリースクール)
準備中(中学部) 五常キャンパス(フリースクール)

長野市
認可外保育施設
長野キャンパス(2歳児-小学部: 小学部はフリースクールとして2021年4月開始)

上田市
小規模保育施設 古里キャンパス(0-2歳)未来プロジェクト株式会社運営
小規模保育施設 上田原キャンパス(0-2歳)未来プロジェクト株式会社運営
準備中(認可外保育施設) 長野大学駅前キャンパス (0歳児-就学前) 未来プロジェクト株式会社

栗林梨恵代表 撮影:村山雄一 撮影協力:リンクエイジ株式会社

廃校を活用した複合施設の運営

インターナショナルスクールオブ長野より写真提供。

同校は、旧四賀村の松本市旧五常小学の廃校になっていた校舎を改修して開校を計画しています。
連携パートナーシップのもと、子育て支援や移住相談、防災拠点などとして整備し、地域の方たちが多目的な用途で活用できる複合施設として運営することを目指しています。

英語教育を特色としたお試し移住などの施策連携

コロナ禍で、自然豊かな環境で子育てをしたい、ニーズが強くなっています。
同時にインターナショナルスクールの環境で子供を学ばせたい、というニーズが多くあり、学校周辺への移住のご案内、お試し移住などの施策を地元地域と連携して対応する予定です。

自然環境や地域資源を使った独自プログラムの展開

今回の最大の特色:四賀地域の方々と廃校を活用しながら交流や学びの場を作っていくことや、自然環境に子どもたちの好奇心や探究心を育む教育の独自メソッドを開発することにより、四賀地域でこそ実現できる教育を提供したいと考えています。

豊かな自然の旧五常小学校がある四賀地区。 インターナショナルスクールオブ長野より写真提供。

南アルプスの新たなインターナショナルスクールに注目が集まります。

Googleマップより松本市五常に開校予定のインターナショナルスクールオブ長野の予定地。 赤丸及び矢印は編集部がGoogleマップを元に加工。 松本市、安曇野市、上田市、長野市、岡谷市などから通学圏内と考えられます。

Googleマップより松本市五常に開校予定のインターナショナルスクールオブ長野の予定地。
赤丸及び矢印は編集部がGoogleマップを元に加工。
松本市、安曇野市、上田市、長野市、岡谷市などから通学圏内と考えられます。

編集部では引き続き、インターナショナルスクールオブ長野に注目をしていきます。

【速報】日本学園中高が明治大学付属に!

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明治大学は、本日、日本学園中学校・高等学校を系列校化を公表しました。

学校法人明治大学のプレスリリースより引用。

学校法人明治大学は12月23日(木)、学校法人日本学園と系列校化基本合意書を締結

2026年4月から日本学園中高は、明治大学付属世田谷中学校・高等学校に変更されます。

同時に男女共学になり、推薦入学の受け入れは、2029年度から対象となります。

日本学園中学校・高等学校の公式ホームページでも基本合意書の締結について公表されています。

提携の背景には、10年ほど前から地域連携事業を通じて関係を築いていたことがあります。

同時に日本学園中高の最寄り駅も京王線「明大前」と表記されています。

心理的に近い距離にあったといえます。

日本学園中高の公式ホームページのアクセス案内では、京王線、京王井の頭線「明大前」駅より徒歩5分と表示。

コロナで少子化が進む

都内のインターナショナルスクールが私立学校とコラボが増加と弊誌は、報じましたがその背景には、コロナ禍で急速に少子化が進む背景があります。

都心のインターナショナルスクール開校で私立学校とコラボが増加へ!

出生数は、この30年で大きく減少しています。

平成元年124万人

平成15年112万人

平成30年91万人

令和元年86万人

令和2年84万人

令和3年80万人(見込み)

少子化が加速する中で、私立校は、ストロングポイントを模索

・受験校として強くする。

・医学系の進学を強くする。

・海外進学を強くする。

その中で「大学付属」は、内部進学枠があり、人気になっています。

今回の明治大学と日本学園の系列校化は、大学と中高にとって双方メリットがあります。

今後、弊誌が報じたようにインターナショナルスクールと提携する私立学校が増えると予測されます。

 

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“東京都三鷹市にあるMusashi