ホーム国際教育教育移住するならどの国?!〜マルタ共和国編〜

教育移住するならどの国?!
〜マルタ共和国編〜

インターナショナルスクール(以下、インター)に子供を通わせたいご家族にとって、選択肢は国内だけではありません。最近では、海外にある人気のインターに入学するため、教育移住するご家族もあります。今回は、マルタ観光局の遠藤 真吾氏にマルタ共和国への教育移住についてお話を伺いました。


マルタ観光局 遠藤 真吾 氏


風光明媚な世界遺産の街で、歴史と多様性に触れながら国際感覚を身に着けていく

-マルタ共和国ってどんな国ですか?
地中海の中心に位置する小さなヨーロッパ国です。治安が非常に良好で、地中海唯一の英語圏として、年間を通じてヨーロッパを中心とした世界各地から多くの学生が英語を学びに訪れます。小さな国にいながら国際感覚を養うのに最適なマルタ共和国の魅力は、英語学習だけではありません。約5000年前の古代遺跡、中世に活動を開始した聖ヨハネ騎士団(通称マルタ騎士団)の歴史、そして東西冷戦終結のきっかけとなったマルタ会談の歴史など、街のあちこちに点在する遺産や歴史の足跡から、自然に歴史を学ぶこともできます。

マルタ共和国
英語が公用語のマルタ。首都バレッタは、街全体が世界遺産に登録されている(写真: shutterstock)

-マルタ共和国での子育てについて教えてください。
マルタ共和国は子育てに非常に適した国で、その理由の一つに、治安の良さが挙げられます。アメリカやカナダなど他の留学先と比較して、子供の送迎が必要なケースが少なく、お子様は自分自身で学校に通うことができます。国土面積が東京23区の半分程度しかないので、学生は家から学校までの移動距離が短く、通学時間が短縮できます。

多くの学校が存在するマルタ共和国ですので、カリキュラムが豊富なのが特徴です。国際バカロレアやケンブリッジ国際などの世界的なカリキュラムから、近隣のヨーロッパ各国のカリキュラムまで選択肢が広範にわたり、ニーズに最も合った教育カリキュラムで学校を選ぶことができます。

さらに、島内では年間を通してたくさんのイベントが開催されています。人々もフレンドリーでホームパーティーなども多く開かれているので、積極的に参加すれば、これまで交流がなかった国、文化、他業種の方と出会えるチャンスも。年間を通じて安定した温暖な天候は、快適な生活を可能にし、健やかに過ごすことができますので、自然(特に海)を愛し、社交的で自立心のある子に育てたいご家族には特に向いているでしょう。

欧州とアフリカに挟まれた地中海の”へそ”マルタ共和国、インターは多国籍・多文化が魅力

-マルタ共和国にはどのようなインターがあるのでしょうか?
マルタ共和国には、国際バカロレア(IB)カリキュラムのインターナショナルスクールは、VERDALA International SchoolQSI International School of Maltaの2校があります。これらの学校にいる生徒は世界中から集まっており、多国籍多文化なので、将来、世界を舞台に活躍したいお子様にとっては、適切な教育機関となるでしょう。

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VERDALA International School:40年の歴史を持つ、IBカリキュラムのインターナショナルスクール
QSI international school in Malta:世界各地に展開するQSIインターナショナルスクール。教育方針やカリキュラムは全てのQSI校で共有されている

また、上記の2校以外にも、St. EDWARD’S COLLEGE MaltaはIBとヨーロッパのカリキュラムを両方提供しています。さらにChiswick House & St. Martins College, San Anton, そしてSan Andrea Schoolsはヨーロッパの教育制度に基づいたカリキュラムを提供しています。いずれもマルタ共和国にある高水準の教育機関として知られています。

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St Edward’s College:1929年に創立されたボーディングスクール。現在、2歳~18歳まで就学しているが、16歳までは男子のみ

その他、小さいお子様向けの学校として、中心部の町・GziraにあるNewrk School Maltaという私立学校があります。こちらは小規模ながら、保護者対応も丁寧で、長期休暇中など短期間での入学も可能です。

-学校選びのポイントは?
学校選びでは、まずはIBカリキュラムまたはヨーロッパのカリキュラムのいずれを選択するのかを考える必要があります。次に、価格ロケーション在校生の雰囲気寮などの施設の有無、先生や学校スタッフの保護者対応の手厚さなどを比較してみてください。必ず一度は学校を訪問し、自分のお子様の雰囲気やご家族の教育方針に合う学校を選んでください。

-在留許可の取得方法に注意は必要ですか?
在留許可の取得については、以下のボタンから詳細をご覧いただけます。

【学生向け】  【大人向け】

注意点としては、最初の滞在ですぐに在留許可申請を出さなければ間に合わないケースがあります。また、学校からのスクールレターは年間払いをしていないと1年のビザが降りないので、注意が必要です。さらに、現地エージェント選びにも注意が必要です。詳細は、Identity MaltaのHPに掲載されているのでご参照ください。

-教育移住するなら最適なタイミングはいつですか?
学校は9月に始まりますが、一部の学校では途中入学を許可しています。9月に始められるよう数か月余裕を持って準備することをおすすめします。
マルタ共和国に教育移住した場合、その先の進路としては、イギリス、オランダ、ドイツの大学に進学するケースが多いです。もちろん、そのまま国内にある国立大学のマルタ大学に進学する方もいらっしゃいます。

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University of Malta:マルタ共和国にある歴史のある国立大学。現在は約11,500人の学生が学ぶ

-教育移住先としての魅力は?
教育移住先に選ぶ魅力の一つは、やはり、マルタ共和国にあるインターの高い教育水準です。先程紹介したインターからマルタ大学や欧州など近隣諸国の大学への進学率は、周辺国のインターの進学率と比較すると非常に高いです。
さらに、マルタ共和国は一年を通じて天候が良好であるため、多様な野外活動が可能です。冒頭でお伝えしたように、国土がコンパクトであり、移動距離が短いため、子供たちが通学時間に時間を取られることはありません。そして、治安の良さでも知られています。これは、子育てに対する安心感を提供してくれるでしょう。

-マルタに教育移住を検討している方へのメッセージ
マルタ共和国には人気の学校が多くあり、早々と定員が埋まる傾向があります。そのため、前もって計画し、入学準備をすることをお勧めします。

いざ学校が決まり、マルタ共和国での生活を始める場合、賃貸物件を検討される方が多いと思われます。最近のマルタ共和国の不動産価格は毎年7~9%という高いペースで上昇しています。これに伴い、家賃も上昇する可能性があります。そのため、賃貸ではなく、不動産を購入するという選択肢もあります。購入した物件は後に売却することも可能で、売却利益には税金がかかりません。物件の売却利益で、教育費の一部を相殺することもできるという経済的なメリットも考えられます。

マルタ共和国はマリンスポーツが好きな方、歴史に興味がある方、長期休暇に気軽にヨーロッパやアフリカを巡りたい方にお勧めです。

 DATA 

マルタ観光局
住所:〒105-0004 東京都港区新橋2丁目20−15 新橋駅前ビル1号館 8F
URL:https://www.mtajapan.com/

原稿:高橋香織(eduJUMP!編集長) 構成:原知子
写真:各校の公式サイトより

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