開校まであと1年!
マルバーン・カレッジ東京の今

【レポート】スペンサー校長による初の説明会
教育方針や募集要項がついに解禁!

2022年8月23日、港区虎ノ門にあるアンダーズ東京で、2023年秋に開校予定のマルバーン・カレッジ東京が説明会を開催しました。当日は、初代校長となるマイク・スペンサー氏が登壇。学校概要や教育方針のほか募集要項について初めて情報が公開されました。

同校による初の説明会とあって、会場に用意された100名程の座席は満席。マルバーン・カレッジのファミリースクール生や国内インターナショナルスクール生、同校入学のために海外から移住を検討している方など関心を寄せる保護者が、真剣に耳を傾けていました。

今回、eduJUMP!では、説明会当日の模様をレポート。これまでベールに包まれていたマルバーン・カレッジ東京の最新情報を、スペンサー校長のお話でお届けします。

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説明会の様子(公式サイトより)

image◎登壇者
Mike Spencer(マイク・スペンサー) マルバーン・カレッジ東京初代校長
英国、香港、インド、上海、モザンビークのトップ校で20年以上の学校経営責任者を務め、学生を中心に捉えた価値観に基づく国際的な教育者。マルバーン・カレッジ・インターナショナルにおいては大学関係および教師育成の責任者を務める。また、専門学校評価者で、インターナショナルスクール評議会のチーム委員長であり、インターナショナルスクールプログラムの認定と承認の経験を持つ。


母体は、英国上位10%の人気校!
157年の歴史を持つ、マルバーン・カレッジUK

-マルバーン・カレッジUKについて
まずは、当校の母体であるマルバーン・カレッジUKについてご説明します。1865年に設立されたマルバーン・カレッジUKは、英国ウスターシャー州マルバーンに本拠地を置く、男女共学の寮制の全日制学校。3歳から18歳までの男女を対象に質の高い教育を提供しています。その厳格なアカデミックと全人格的な教育の追求により、作家のCSルイス、ノーベル賞受賞者のフランシス・アストン、ジェームズ・ミード、心理学者のエドワード・テッチナー、俳優のデンホルム・エリオット、現英国最高医学責任者のクリス・ウィティ卿など、著名人を輩出しています。

常に教育開発の最前線におり、アカデミックな教育活動と課外活動の両方が人材育成には大切であるとの考えのもと、英国でいち早く国際バカロレアプログラム(IB)を採用。IBプログラム卒業生は、全ての科目で常に36点以上と、世界平均(29.9点)を優に上回る成績を修めており、英国内で最も優れたIB校の一つとして注目されています(※)。

※Malvern College UK は、2021 年の IB League Tables で Top 15 UK IB School と Top 50 Global IB School として認定されている(編集部追記。出典:www.IB-schools.com)。

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マルバーン・カレッジUK(Marvern College公式サイトより)

-世界中に広がるファミリースクール
私たちは世界中にマルバーン・カレッジのグループネットワークがあります。ファミリースクールに電話をすれば、世界中の大学進学に関する情報やその他様々ことについて尋ねられることは、素晴らしいことだと自負しています。

マルバーン・カレッジとして初の海外キャンパスとなったのは、中国・青島の『マルバーン・カレッジ青島』でした。当時の青島は、未開拓の土地でしたが2012年9月に開校。2015年9月には、同じく中国内に『マルバーン・カレッジ成都』を設立しました

両校は開校以来、高い評価を確立しており、卒業生は、ケンブリッジ大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、インペリアル・カレッジ・ロンドンなど世界トップランクの大学に合格しています。

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マルバーン・カレッジのファミリースクール(公式サイトより)

-マルバーン・クオリティについて
マルバーンの理念は、厳選された11の資質に焦点を当てることで培われており、それはマルバーン全校に共通する特徴です。

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マルバーン・クオリティのイメージ図(公式サイトより)

私たちは、これらの価値観が生徒の成長を促すだけでなく、生徒の将来の基盤になることを確信しています。マルバーン・クオリティは、永続的な人間的価値であり、時間をかけて、生徒が人生のチャレンジに備え、急速に進化する世界に適応し、成功することを可能にするものだと私たちは考えています。

私たちは、これらの資質をすべて均等に生徒たちに身につけさせることを目標としています。私たちは、定期的にマルバーン・クオリティに焦点を当てており、カリキュラムと課外活動の不可 欠な要素として位置づけています。また、ハウスアクティビティや野外活動も、生徒がこれらの 資質について学び、日常生活で応用できるようにするための機会としています。

2023年9月に東京都小平市に開校!
英国ブランドとしては東京初のIB一貫校

-マルバーン・カレッジ東京について
マルバーン・カレッジ東京は、2023年9月に開校を予定しており7番目の海外校となります。東京都心から車で40分ほどの小平市に位置し、東京で初となる初等部から高等部まで一貫したイギリス式の国際バカロレア(IB)プログラムを提供する学校となります。初等部はPYP、中等部はMYP、高等部ではDPを採用します。

東京校は、マルバーン・カレッジUKの理念を受け継ぎ、開校当初は、1年生から9年生までの生徒を対象とした教育課程を開設。2026年までには13年生まで教育課程を拡大し、初等部・中等部・高等部を合わせて最大で 950 名の生徒を受け入れる予定です。

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マルバーン・カレッジ東京の校舎(公式サイトより転載)

【施設】
本館(地上4階地下1階)、体育館(2階)、教室、音楽やアートなどの専門教室、図書室、多目的スポーツ施設、運動場、職員室など

【運動施設】
多目的屋内スポーツホール、屋外グラウンド、屋内運動場と体育館、遊技やランニング用の屋外中庭、専用プール

【寮施設】
将来的にはボーディングスクール(寮制学校)とデイスクール(全日制学校)を併設予定(開校当初は全日制のみ)。キャンパス内に寮の敷地を確保しており、3〜4年後に導入する計画

【国際的な学校認定制度】
FOBISIA ( Federation of British Schools in Asia ) ま た は COBIS ( Council of British International Schools)のいずれかに加盟予定。また、マルバーン・カレッジ本校による監査も実施

【その他】
スクールバス、スクールランチ、放課後の課外活動の提供有り

 

-第二外国語としての英語教育
生徒の中には言語サポートが必要な生徒もいることは承知しています。どのようなサポートをするかは、生徒の英語のレベルや年齢によって異なります。第二言語(第三言語または第四言語)の習得は、第一言語の能力を含む多くの要因に左右されることを私たちは知っています。

厳しい学問的なプログラムについていくために必要な深い言語習得には、時間がかかるという研究結果もあります。私たちは、言語習得の専門家と、第二言語学習者の学習の可能性を最大限に引き出す指導法の訓練を受けた教師を採用する予定です。

ウィズドローセッション、学習者グループをサポートするプッシュイン・セッション、トランス・ランゲージ・ストラテジーなど、様々なサポートを用意します。生徒が第二言語環境に適応するのに時間がかかることはよくあることで、私たちは全ての生徒の進歩を注意深く観察し、測定して効果的な進歩を確保します。

-日本語の維持について
日本語の維持は、多くのご家庭にとって重要なことだと考えています。そのため、生徒の日本語のレベルに合わせた日本語の授業を毎日行います。日本語のレベルを維持・向上させる一方で、日本の文化的背景も重要視しています。言語と文化は密接に関係しており、日本が誇る美意識を反映したキャンパスの物理的環境も整備していく予定です。

英語と日本語以外の言語については、検討中です。当初は、英語と日本語のみを日々のカリキュラムとして提供する予定です。しかし、課外活動プログラムの中で、他の外国語を学ぶ選択肢も検討します。また、ディプロマ・プログラムでは、初心者が他の言語を独自に学ぶ機会を設けています。

-STEM 教育について
マルバーン・カレッジUKは、実験と発見を通じて科学の研究を促進するアプローチであるフィールド・サイエンスのパイオニアです。STEMの学習と教育における私たちのアプローチは、実践的な作業に焦点を当てており、探究心、批判的思考、問題解決を促します。これは、環境的、社会的、技術的、経済的な問題と子供たちの生活との関連を意識付けるものです。

当校は、マルバーン・カレッジUKの科学分野における優れた実績を受け継ぎ、課外活動を始め、あらゆる機会を利用してSTEM科目の充実度を高めていきます。数多くのサイエンス・クラブ、年に一度のサイエンス・フェア、様々なサイエンス大会やトーナメントに加えて、サイエンス・キャンプやサイエンス遠足、科学者を訪ねるインタビュー・シリーズ、地域社会にサイエンスで関わるプログラム、科学者が学校で行うプログラムなどのプログラムを実施する予定です。

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STEMレッスンの様子(公式サイトより転載)

-起業家教育について
すべてのマルバーン校は同じDNAを共有しています。特に、「英国式パストラルケア」「探求型学習」「起業家教育」「アウトドア教育」「グローバルネットワーク」の5つの理念を強く共有し、その中でも特に「起業家教育」は、本校の伝統と教育の革新性を融合させ、生徒たちが明日の責任あるリーダーになるために必要なスキルを身につけることができるため、非常に重要であると考えています。

香港校では、「Dragon’s Den」という中国の番組(優れたビジネスアイデアを持つ人が起業家のグループと話をし、起業家がアドバイスを与える番組)を手本に、新しいサービスやプロダクトの開発に生徒が携わりました。

「どうやって市場に参入するのか」「マーケットはどこなのか」「どうやってマーケットにアプローチするのか」「利益はどのくらいであれば持続可能なのか」等についても生徒自身が考えます。

起業家精神を単なるビジネスと捉える人もいますが、それ以上に重要なことは、クリエイティブであること。このことは、私たちが幼少の頃から行っている「探究心」に基づく研究の中心となっています。

-「フォレスト・スクール」プログラムとは
日本ではすでに「山の日」や「生態系の日」があり、環境に対する意識が高いことが分かっています。マルバーン・カレッジが提供するフォレスト・スクールのコンセプトは、野外での学習プログラムです。

子ども主導の学習という哲学に基づき、自己認識、自己規制、内発的動機づけ、創造性、リジリエンス(回復力)、共感、社会性とコミュニケーション能力、自立、前向きな心構え、自尊心、自信といった特性を伸ばすことを目的としています。

ハウスシステムとパストラルケアで
生徒の学びと心をきめ細やかにサポート

-ハウスシステムとパストラルケアについて
ボーディングスクールの精神をどのようにデイスクール(通学制)に取り入れるのかについてですが、ハウス制度(寮制度)とパストラルケア・プログラム(生徒の心のケア)を通じで行います。

eduJUMP! 編集部
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