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英語と教養を徹底的に身に付ける!
中受後に「J PREP」が人気の理由

中学受験を終えたら、学習塾は「鉄緑会」に、英語塾は「J PREP」に通う- – 。それが東京大学や医学部合格を目指す中学・高校生に、人気の既定路線と言われています。都心部の教育熱心な家庭から圧倒的な支持を受ける中学・高校生向け英語塾「J PREP斉藤塾」は、なぜ、そこまで支持されるのか。斉藤淳代表に人気の秘密やJ PREPの英語教育について伺いました。


J PREP斉藤塾 代表 斉藤 淳氏 斉藤さん

1969年山形県酒田市生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業、イェール大学大学院博士課程修了。イェール大学助教授、高麗大学客員教授などを歴任。2012年JPREP斉藤塾を起業。第二言語習得法のノウハウを最大限活かしたカリキュラムで、生徒の英語力を高め続けている。専門分野は日本政治・比較政治経済学。主著『自民党長期政権の政治経済学』で第54回日経・経済図書文化賞など受賞。元衆議院議員。


在籍校よりも‟学ぶ意欲”を重視

-どのような生徒さんが学んでいますか?
J PREPでは、1歳10カ月〜高校3年生まで幅広い年齢層が学んでいます。よく「中学受験を終えたら、一般教科は『鉄緑会』で、英語は『J PREP』で学ぶのが東京大学や医学部合格への最短距離」のように言われますが、鉄緑会は入塾基準に在籍校を指定する「指定校制」なのに対し、J PREPは指定校制を採っていません。

なぜならば、J PREPでは、大学入試に受かりそうな生徒ばかりを対象とする塾ではないからです。塾や予備校の中には、有名大学の合格実績を出すことに必死になり、その実績でまた生徒を増やそうとするところもあります。私たちは、こういった『売上至上主義』の教育機関にはなりたくないと思っています。ペーパー試験はできるけれど「社会をこうしたい」という熱意がなく、他者からの評価しか考えない、そんな“学ぶことに疲れた”大人を大量に作るような真似はしたくないのです。

アスリートの体をボロボロにするドーピングが禁止されているように、天才児を詰め込み教育ですり減らして潰したくない‐‐。それよりもっと学問に真摯に向き合う機会を作ってあげたい‐‐。だから、学ぶ意欲のある生徒は誰でも受け入れる方針としています。ただし、英語力の判断をしなければなりませんので、中学2年生以上にはテスト受検が必須となっています。

「英語ができない病」を治療するのが役目

授業風景
新規入塾者向けの『スタート・アップ・セミナー』では、英語の勉強法を徹底指導

-J PREPの特徴ついて教えてください
J PREPの仕事は、「英語ができない病」にかかっている生徒の治療だと思っています。例えば、病院であれば、患者さんを詳しく検査してカルテを作り、症状や経過に合わせて適切な処置をするでしょう。J PREPでは、英語の伸び悩みを“病気”と見立て、その原因を徹底的に追究し、適切な学習方法でアプローチすることで英語力の向上を目指します。これを「英語ができない病」の“治療”だと考えています。

英語を実務や学問で使えるようになるには、約3,500項目ある文法の知識と約1万語の単語を習得しさえすればいいのです。しかし、ただ知っているだけではダメで、感覚的に使いこなせるように定着させることが重要であり、私たちは、そこを目標にサポートしていきます。そのために、生徒それぞれの特徴や学習進捗状況をカルテにし、客観的に把握する仕組みを構築しています。

一般的に、バイリンガルを育てるのはきれいごとだけではありません。2つの言語を真剣に学べば、全体的な学習達成が遅れ気味になるのは事実です。ただ、最終的に到達する能力は、マルチリンガルの方が知的水準が高く、認知能力が優れているとの研究結果が出ています。

昨今、早期英語教育が話題ですが、英語はなんとなく触れさせていれば、出来るようになるものではありません。適切な時期に、適切な教材を、適切な量で触れ続けさせることで、初めて効果が表れます。

例えば、早期教育のおかげで幼い頃に英語ができても、その後に維持できなくなってしまったり、語彙力が幼稚園生~小学校低学年レベルで止まっているため英語ができるような気がするけれど、実際には年齢と実績が見合わなかったり、というケースは、適切な学習が進められなかった場合に起こります。

その一方で、中学に入るまで日本語しか学んでいなかった生徒でも、英語学習に対する興味や好奇心があるときに、適切な学習方法で学ぶことができれば、基礎を急ピッチで身につけ、中学3年生の頃には、英検準1級合格レベルにまで引き上げることができることも多いのです。

J PREPは、各生徒の学習プロファイルをカルテのように丁寧に残すことで、適切な時期に、ふさわしい教材を、適切な量で触れさせ続けることを可能にし、英語力を常に向上するお手伝いをしています。

さらに、生徒と保護者にしっかりと学習のアプローチについて説明することも忘れていません。これは病院で例えるなら、“インフォームドコンセント”のように大事なことだと考えています。インフォームドコンセントは、治療を開始する前に「こういう治療を受ければこういう効果があり、このような副作用もあります」といった事前説明のことを指しますが、J PREPでも、原因、対策、効果への期待などを誠意をもって説明をし、J PREPで学ぶことで得られる英語教育のメリットとコストを十分に理解して、納得したご家庭に入塾してほしいと思っています。

教養とは一生学び続けるスキルと覚悟

授業風景
斉藤代表も高校2年生の授業を担当

-どんな英語教育を目指していますか?
J PREPでは、小手先の受験対策や“なんちゃって英会話”を提供するつもりはありません。生徒たちが世界で活躍するとき、日本で英語教育を受けたことがハンデにならないように、生徒一人ひとりの“教養”も底上げしたいと思っています。

そこで、知的な意思疎通ができる英語を学ぶために、知的な文章を読んで聞いて話すトレーニングに力を入れています。例えば、高校2年生の学習課題として、マイケル・サンデルの「ハーバード白熱教室」の原著(Justice: What is the Right Thing to Do?)を課しています。内容を読んで理解し、自分の言葉にしてプレゼンするというトレーニングは、英語力向上だけではなく、「大学入試の面接や就職活動のプレゼンで役に立った」と生徒からも好評です。

私は、教養というのは一生学び続けるスキルと覚悟だと思っています。J PREPでは、生徒の英語と教養の両方を身につけてもらいたいのです。生徒たちが将来、悪い意味でのグローバル人材、つまり地球規模の“使いっ走り”にならないためにも、声が大きい人の意見に流されるのではなく、他者との意思疎通や交渉を通じ、合意形成しながら秩序を形作っていくスキルを身につけて欲しいのです。また、個人の意見と感情を切り離したり、正解が無いものをいかに評価していくかなど、答えのない問題にもどんどん取り組んで欲しいと考えています。

J PREPとして決めた進路はありません。色々な選択肢から生徒自身で選んで欲しいと思っています。例えば、ある生徒は、中学2年生で海外のボーディングスクールに進学しました。また、ある生徒は、認知症になった方をケアする地域のボランティア活動に従事し、脳神経科学を学びたいという問題意識から海外大学で生物学を学ぶ道へ進みました。さらに、別の生徒は、小児科でのインターン経験を元に、発達障害児の支援に対して課題を見出し、海外大学で障害児教育を専攻しました。

生徒が身の回りの課題に対して、手作りで企画、立案、行動を起こして学んだことを大学で活かして欲しい。そのために、様々なヒントや機会を提供するよう、丁寧な面談も実施しています。生徒一人一人が、自分の未来を真剣に考え、学ぶ、そのお手伝いをしたい、というのが私の願いです。

学力だけではなく、‟人”として尊敬される人生へ

酒田市の風景
人口減少が課題の山形県酒田市。名所の山居倉庫の欅並木は後世に残したい美しい風景

-日本での教育を諦め、海外で学ぶべきという人もいますが、どう思いますか?
確かに、「沈みゆく日本から逃げ出そう!」といった停滞を続ける日本を諦め、他国で素晴らしい人生を送ろうという言説を耳にします。ただ、学問やキャリアに対して脅迫に近いメッセージを発することは避けた方が良いと思います。また、生まれた育った国、信条や価値観、その人の変えられないところを攻撃する風潮も、私は好きではありません。

仮に日本を脱出して海外で生活する場合でも、ともすれば生まれ故郷から逃げてきた人としてみられるかもしれません。お金があるうちはお客さんとして扱ってもらえるかもしれませんが、金の切れ目が縁の切れ目でしょう。それよりも、守るべき者がいて、帰ってくる場所のある、尊敬される人生の方が、幸せだと思います。積極的な理由があって外に飛び出る場合でも、自分のアイデンティティは大切にして欲しいと思います。

私は、学力や資金力で社会の分断を煽るのは好ましくないと思います。生徒一人ひとりの学ぶ意欲を大切にしていきたい。よく高校3年生に「30歳になって誇ることが共通テストの点数しかないような大人にはなるな」と伝えています。世の中にどういう貢献をするのか、そして貢献をすることが自分の幸せだと思えるような人になって欲しいのです。

私は、人口減少が課題の山形県酒田市や、東日本大震災で深刻な被害を受けた福島県南相馬市を教育の面からサポートしています。なるべく住む場所や取り巻く環境による不公平や教育格差を是正していきたいと思っています。自分さえ、東京さえ良ければ良いのではなく、地方も一緒に豊かにしていきたい‐‐。そこで、J PREPでは今、地方の生徒にも教育を届けられるように、e-learningの仕組み作りにも力を入れています。

J PREPに通塾している生徒の多くは、首都圏在住で、教育意欲旺盛な、経済的には裕福な家庭の子供と言えます。ただ、J PREPの生徒には、J PREPに通塾したいと思ってもここに来ることができなかった生徒がいることについて、想像力を馳せられる人になって欲しいと思っています。

編集部まとめ

今回の斉藤代表へのインタビューを通して、J PREPは単なる受験予備校ではなく、生徒一人ひとりの個性や人生に寄り添い、自分の頭で考え、地域社会に貢献できる人を育てる私塾のような存在だということがわかりました。

J PREPでの授業を通して、徹底した教養と英語を若者に教え、その若者を通して日本をよりよくしていきたい、その斉藤代表の思いに賛同する保護者や生徒が集まる場所なのだと感じました。

画像:J PREP斉藤塾
原稿:高橋香織(eduJUMP!編集長)、構成:原知子

DATA

J PREP斉藤塾
本社:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-5-6 J Site(本社)
教室:渋谷校、自由が丘校、吉祥寺校、四谷校、横浜校、酒田校
ホームページ:https://jprep.jp/juku/

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