港区に新規開校!Capital Tokyo International School 最高執行責任者のジョシュア氏にインタビュー

インターナショナルスクールの激戦区である港区。

その港区に株式会社LITALICOの創業者、佐藤崇弘氏が率いるCapital Tokyo International School (以下、CTIS)の小学部が、今春開校します。

さらに2023年4月に幼稚部と中学部を、2027年4月に高校部を開校する計画も発表されました。

編集部では、オープンしたばかりのCTISを訪問し、COOのジョシュア氏にスクールの魅力について伺いました!

スタートアップのインターナショナルスクール

CTISは、特色ある実践的知識を提供することを使命としたインターナショナルスクールです。急速に変わり続ける社会の現場で実際に活用する力にフォーカスし、4つの特色を掲げています。

【CTISの特色】

  1. PBL(実践型教育)
  2. STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)
  3. 国際バカロレアカリキュラム(2022年中PYP候補校申請予定)
  4. 英語・日本語・中国語の3ヵ国語習得 

CTISが目指す課題解決型の学びは、社会で使える、実践型教育PBLです。同時にそこにSTEAMの力も必要だと考えています。実践的な課題解決型の学びは、結果的に学習のコスパが高く、効果が高いからです。

実践型教育PBLの重要な点はビジネスセンスを持つ教員及び企業の現場で活躍している実務家講師であり、そして少人数制での教育提供です。CTISにおける先生と生徒比率は110を目標としています。 

●クラスルーム:電子黒板を贅沢に使う、落ち着いた雰囲気の少人数制のクラス。
●今後のスケジュール:2022年4月小学部開校、2023年4月に幼稚部及び中学部、2027年4月に高校部を開校予定。

授業料のコストパフォーマンスも高い!

先生と生徒比率が110という少人数制、かつIBカリキュラムで、日英中のトライリンガル教育、さらに実践型教育PBLと聞き、授業料が高額になると想像される方もいらっしゃいます。

しかし、CTISの授業料は一般的なインターナショナルスクールと比較すると、非常に良心的な価格になっています。私たちは、学習面のコスパだけではなく、授業料でもコスパを追求しています。

なぜこのようにクオリティの高い授業を提供しつつ、安価な授業料でスクールを運営できるのかと保護者からよく聞かれるのですが、それは創立者の佐藤の力が大きいです。

創立者の佐藤は株式会社LITALICOの創業者という顔以外に、エンジェル投資家という顔も持っており、現時点では約40社のスタートアップに投資しており、多数の投資先企業様による実務リソースのご協力により、CTISの生徒には実践的学習の機会を提供することができるのです。

CTISが提供するユニークな授業の中には、​​アンダーソン·毛利·友常法律事務所のパートナー弁護士/ニューヨーク州弁護士によるFinTechに関する授業や、公認会計士によるアカウンティングの授業に加わり、注目されているスタートアップ企業への訪問など、普通の学校ではありえない、大人でもお金を払って参加したいような授業も提供していく予定です。

●創立者·理事長の佐藤 崇弘氏について 株式会社LITALICO(東証一部上場)を起業し、代表取締役に就任。仙台市長選への出馬を機にLITALICO代表を退任。現在は、シリアルアントレプレナーとして株式会社SEKAISHA·医療法人社団寿澄·株式会社CTIS等を創業。またエンジェル投資家として約40社のスタートアップ企業を支援し、映画などのエンターテーメントビジネスや、創薬研究所の設立などにも参画中。財団法人寿澄を設立し、未来を担う子供たちの学習支援も行っている。

無駄を削ぎ落とし、洗練されたキャンパス

CTISのキャンパスは、南麻布にあるビルの2フロアと一見コンパクトに思われますが、徹底的に無駄を削ぎ落とし、効率的でフレキシブルな空間作りをしています。

●エントランス:非接触サーモカメラ2台と消毒液で新型コロナ対策に力を入れている。カードをかざして入校できるのでセキュリティも安心。
●ホール:4階入口から入ってすぐの広々とした空間。5階には空手やダンス、体操ができるジムスペースがあります。
●クラスルーム:小学部1学年20名の定員は告知後すぐに満員になった
●キンダーガーテンのプレイルーム。ここにあるオモチャは全てボーネルンド社代理のドイツ専門メーカー製というこだわり。知育オモチャも一流品を提供する徹底ぶり。
●ボールプール:幼児大喜び間違いなしのボールプール。編集部も体験入場させていただきました。
●VRルーム:生徒達はここで最新のVR映像でSTEAMの授業を受ける予定。将来的にはVRコンテンツの制作も予定しています。
●キャンパスの全体像(4階):無駄を削ぎ落とし、フレキシブルな空間作り。
●キャンパスの全体像(5階):コンパクトだけど効率的で洗練された空間。

CTISは効率を追求していますが、同時に提供している全てのクオリティの高さも忘れません。例えば、家具や書籍、オモチャなど細部に渡るまで、私(ジョシュア氏)自ら買い付けに行き、一流品で揃えました。

家具については、国内の様々なメーカーと打ち合わせし、キャンパスのイメージを詳細に伝えて特注で作ってもらったりして、書籍は英語·日本語の人気作品を5,000冊揃え、1,000万円以上投資しました。また、オモチャは全てボーネルンド社代理のドイツ専門メーカー製で揃えています。お子様に提供する全てを最先端で高品質なものにしたいと思っています。

効率を追求しながらも、ホスピタリティを忘れない

CTISでは、小学部1年生からノートパソコンとマイクロソフトオフィスソフト、クラウドのスクール空間を提供し、教材の提供や宿題等はペーパーレスで完結することを心がけています。

スクールの生徒には、社会人顔負けにデバイスやクリエイティブツールを使いこなしてもらいたいので、それをサポートする講師や事務スタッフのITリテラシーも非常に高くなっています。

一般的な学校は、学校からのお手紙など紙文化が根付いていて、非効率がたくさんありますが、CTISにはそのようなものは一切ありません。

非効率による理不尽が無いという点では新型コロナウイルス対策に関してもそうです。CTISでは、マスク着用義務があるのは、事務スタッフのみです。先生や生徒は入り口で検温し、37.5度以下であれば登校し、フェイスシールドに切り替えます。これは他言語を学ぶときは口の動きを見ることが非常に重要だからです。

私(ジョシュア氏)は、東邦大学医学研究科にて公衆衛生等を学んでおり、Covid19の感染予防に人一倍注意を払っています。スクール内には、Airdogという最新のウイルス除去装置を贅沢に配置し、空気清浄機、消毒液をしっかりと完備しており、定期的な換気を行っています。

だからファクトなくスクールイベントや授業を中止にしたりもしません。医学的根拠に基づき、スクールの新型コロナ対策を徹底しています。

また、私たちは効率のみを追求している訳ではなく、保護者へのホスピタリティについても、非常に意識しています。老舗インターでは、保護者も英語が堪能であることが求められ、かつ学校とのやりとりも事務的で無機質なことが多い中、CTISでは違います。

私たちは保護者の英語力を一切問いません。英語でも日本語でも中国語でも、保護者が一番学校職員とコミュニケーションが取りやすい言語で、今抱えている不安や将来への期待を話してほしいと思っています。

私たちは保護者の、お子様を思う気持ち、教育を考える気持ちを大切にしています。どんなに長いお問い合わせでも、必ず全ての質問に答えることができるように体制を整えています。

CTISの保護者様は、上場企業及び事業会社の経営者や開業医、有名レストランオーナーなど、社会的地位があり、日々お忙しくしている方が多いので、そんな方々にもご満足いただけるホスピタリティや入学後のアフターフォローを目指しています。

●最高執行責任者、欧陽ジョシュア氏の経歴 東邦大学医学研究科博士課程 米国ハーバード大学教育大学院(HGSE) Certificate in Education for Technology取得 米国コーネル大学ホテルスクールExecutive Certificate Program修了 米国ミネルバ大学(Minerva University) 大学院MDAプログラム在籍中 早稲田大学院MBA、アメリカでの交換留学を経て南山大学法学部卒

日本の学校教育、偏差値至上主義に一石を投じたい

私(ジョシュア氏)は今、米国ミネルバ大学(Minerva University) 大学院MDAプログラムと東邦大学医学研究科博士課程に在籍しながら、CTISの運営に携わっています。

私はこれまで様々な国で学び、働いてきましたが、日本の偏差値に基づいた学校名崇拝主義ははっきり言って日本社会の古き悪しき観念今のGlobal Societyに合わない前時代的な教育文化だと思います。

日本の入試は一発勝負のペーパー試験が一般的で、たとえば「なぜ当校があなたを受け入れる必要があるのか、ご自身のバリューを示してください」なんて受験生に聞きません。合格点さえ取れれば受け入れるのです。

日本では中学受験が過熱していますが、日本の多くの小学生達は、塾業界が発表した偏差値ランキングの上位を目指して、学校の特徴なんて検討もせず、一つでもブランド力のある学校を目指して、日々勉強しています。

そして中学に入学した後も、今度は大学受験に向けて塾と学校のダブルスクールが始まります。

学生達は親や塾から言われたルール、教材をとにかくこなし、世間的に名前の響きがいい大学に入ることが良しとされています。時には受験のことで酷い親子喧嘩が起こり、家族関係に亀裂が生じてしまいます。

私がこれまで経験してきた試験とは違います。例えばミネルバや多くの欧米大学のAO入試では、受験者がStatement of Purposeという書類(いわゆる志望理由書とは別物)を提出しなければなりません。

さらに特定のテーマを提示され、それに沿って論理的かつクリエイティブにエッセイを書くことを求められます。

あとはその学校で何の学問を専攻し、何に活用したいのか自分の熱意及びバリューを学校に伝える面接です。残念ですが、今の日本ではAO入試が楽な受験ルートとして認識され、バカにされています。

同じ大学に入った学生でも一般入試で入った人はAO入試で入った人よりは優秀と思われているのが一般的で、そのような現象が大変異常かつ、グローバルスタンダードと大きく乖離した考え方だと強く思っています。

グローバルでは、学校名崇拝主義ではありません。学校名は二の次。

まずは学生がどういう分野に興味を持っていて、何を成し遂げたいのか、専攻(Major)が重要視されています。

例えばアカウンティングを学ぶならテキサス大学オースティン校が良い、コンピューターサイエンスならMIT、アントレプレナーシップならスタンフォード、ハーバード大学が全ての専門領域の一番では無いのです。

海外のハイスクールの先生やスタッフは、​​学生の興味がある専攻を学べる大学の中で、グローバル性や学費、所在地の治安等を考えながら、どの大学が良いかを複合的な視点で決めていきます。

日本の私立進学校みたいに、「今年は東大に何名合格させたか」では無いのです。生徒の興味や趣味を尊重していく教育こそが、人格形成期には必要なのです。

また、大学または大学院から海外にいくのと、もっと幼い頃から日本以外の文化や教育に触れているのは大きな違いがあります。私たちは、生徒にオープンマインドで、凝り固まった価値観ではなく、客観的に物事を見られる人間になってほしいと考えています。

豊富な教育経験を持つ学校長および教師陣による日々の授業を通して、CTIS生徒の“WHY”を大切にし、思考力や探求心を育てていきたいと思っています。

また、自分の考えや意見を伝え合うことで、より深い学びに繋げていきます。授業以外にもCTISが提供できる様々な体験学習の場で、生徒に発想、企画、実行という経験を通して、独創力を育てます。

私たちは、日本人が作った斬新なインターナショナルスクールであるとともに、イノベーターとしても日本の学校教育に一石を投じたいと思っています。

eduJUMP! 編集部
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eduJUMP!は、子どもたちが世界のどこでも誰とでも、共に生きていき、夢を実現できるような教育を紹介するメディアとして設立されました。保護者・子ども自身・教育関係者の3者を対象に、子どもたちの未来を拓くために有用と思える情報を、当ウェブメディアやイベントを通じて提供します。
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