明治大学は、本日、日本学園中学校・高等学校を系列校化を公表しました。
学校法人明治大学は12月23日(木)、学校法人日本学園と系列校化基本合意書を締結
2026年4月から日本学園中高は、明治大学付属世田谷中学校・高等学校に変更されます。
同時に男女共学になり、推薦入学の受け入れは、2029年度から対象となります。
提携の背景には、10年ほど前から地域連携事業を通じて関係を築いていたことがあります。
同時に日本学園中高の最寄り駅も京王線「明大前」と表記されています。
心理的に近い距離にあったといえます。
コロナで少子化が進む
都内のインターナショナルスクールが私立学校とコラボが増加と弊誌は、報じましたがその背景には、コロナ禍で急速に少子化が進む背景があります。
出生数は、この30年で大きく減少しています。
平成元年124万人
平成15年112万人
平成30年91万人
令和元年86万人
令和2年84万人
令和3年80万人(見込み)
少子化が加速する中で、私立校は、ストロングポイントを模索
・受験校として強くする。
・医学系の進学を強くする。
・海外進学を強くする。
その中で「大学付属」は、内部進学枠があり、人気になっています。
今回の明治大学と日本学園の系列校化は、大学と中高にとって双方メリットがあります。
今後、弊誌が報じたようにインターナショナルスクールと提携する私立学校が増えると予測されます。