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新常識:世界で検証されるeスポーツの教育効果

新常識:世界で検証されるeスポーツの教育効果

eスポーツに高い注目が集まっています。

ソニー生命が公表した「中高生が思い描く将来についての意識調査2021」 では、男子中学生が将来なりたい職業 1位「YouTuber」に続き、2位「プロeスポーツプレイヤー」がランクインしました。

ソニー生命「中高生が思い描く将来についての意識調査2021」より引用

年収1億!プロeスポーツプレーヤー

プロeスポーツプレーヤーのふぇぐ選手は、明治大学卒業後、プロeスポーツプレーヤーになり、獲得賞金は、1億円を越えています。

▽ ふぇぐ選手の公式ツイッターでは、「億を稼ぐプロゲーマーになる方法」の出版のツイートも。

賞金約20億円!eスポーツの世界大会

世界では、世界的なeスポーツ大会が開催され、賞金約20億円の大会も開催されています。

▽Dota 2公式世界大会『The International 10』で「Team Spirit」が優勝、賞金約20億円を獲得しました。

 

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イギリスで開催される教育フェアで初めてeスポーツ特集が開催されます。

世界でeスポーツの学習効果が検証されていますが、Bettによるとeスポーツの導入を検討している学校が70%を上回李、世界のeスポーツ市場は、2025年までに3倍に拡大すると予測しています。
引用:Bett公式ホームページ eスポーツ特集のスクリーンショット。

教育現場におけるeスポーツのメリットとは?

Bettでは、eスポーツのメリットを下記のように伝えています。

  • 生徒の現状を把握することができる。
  • 幅広い層の生徒と関わりを持つことができる。
  • リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など、将来に役立つスキルが身につく。
  • eスポーツで培ったスキルやキャリアパスは生涯のものである。

eスポーツの学習効果の検証が進む

オバマ政権下のホワイトハウス科学技術政策局で上級政策アナリストを務めたカリフォルニア大学アーバイン校のコンスタンス・スタインクーラー博士は、下記の研究結果を公表しています。

・観察でフォーカスグループとのインタビューや保護者との面談を通じて調査した結果、科学的思考・数学的論証・英語の言語や芸術で大きな進歩があった。

・社会的感情学習と人間関係についての議論が急上昇したことが判明。特に低所得層の学校にて大きな伸びがあった。

▽ イベントに登壇したコンスタンス・スタインクーラー博士(NASEF JAPAN公式Youtubeより引用)

 

2021年7月「教育としてのeスポーツの可能性を徹底解剖」をテーマに開催された(主催:NASEF JAPAN)では、「平成ノブシコブシ」の吉村崇氏が登壇。

対談したNASEF JAPAN統括ディレクター内藤裕志氏は、アメリカでは国語や数学、理科、社会という科目の中にeスポーツを活用して単位を取得ができるようになっていると指摘しました。

提供:NASEF JAPAN / NASEF

学びとゲームが学習効果を上げることが考えられ、今後、eスポーツは、国際的な教育カンファレンスでも大きなテーマとなりそうです。

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