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どのように学ぶの?インターナショナルスクール〜カリキュラムが面白い!〜

インターナショナルスクールと日本の学校の学びは、どこが違うでしょうか。

その答えのひとつがカリキュラムです。

では、「日本の学校とインターナショナルスクールのカリキュラムの違い」とは何でしょうか。

日本語・英語の違いはもちろん、学校においての生徒のありかたや生徒個人の成長の促し方にいたっても変わってきます。

今回は全体的に見た、日本の学校とインターナショナルスクールのカリキュラムの違いについてみていきましょう。

日本の学校とインターナショナルスクールの違いとは?

インターナショナルスクールは、ケンブリッジ国際、国際バカロレアなどの世界標準のカリキュラムとアメリカやフランスなど国のカリキュラムを基に構築されています。

インターナショナルスクールの学び方は、中高になるとより探究的な学びになります。

日本にある多くのインターナショナルスクールは、英語で授業が行われています。
その他にも、インターナショナルスクールと日本の学校のカリキュラムには様々な違いがみられるので今回は大きく4点に分けてご説明いたします。

①教育課程が異なる 例:小学校が5年など学年が異なる
②能力別、選択科目の豊富さ 例:能力別クラス別けと、幅広い選択科目がある
③探究型のため参加型 例:参加型の授業で、生徒からも意見をどんどん言う
④夏休みに多様性な経験 例:長い夏休みに海外のサマースクールに参加など 

どれも日本の学校とは異なりますね。

①小学校が5年など学年が異なる

日本では小学校6年生が終わると、中学校1年生として数えますね。
多くのインターナショナルスクールでは、小学校から高校まで学年を数え直しません。

つまり小学3年生、高校2年生と呼ぶのではなく、Grade3やGrade11と小学校から高校までの12年間を1年生(Grade1)~12年生(Grade12)という形で呼びます。
学校にもよりますが、小学校は1~6年生、中学校は7、8年生、高校は9~12年生のことが多いです。

②能力別クラス別けと、幅広い選択科目がある

インターナショナルスクールの教育制度は生徒一人ひとりにあわせて「能力別クラス分け」+「選択科目のカリキュラム」が組まれることが多いです。

生徒が得意な科目は伸ばし、不得意な科目は自分のペースで着実に修得することが可能なカリキュラムの仕組みが用意されています。

そのため各授業が数レベルに別れていて、自分に合ったレベルのクラスに振り分けられ、自分に合ったペースで授業を受けることが可能です。

科目飛び級
スクールによりますが、科目だけ飛び級ができるところもあります。

生徒が数学や物理など特定の科目で高い能力を持っている場合、スクールによりますが、生徒は上級生のクラスに混じって勉強することもあります。すなわち科目だけ飛び級ができるのです。

逆に学力的に学年を1つ落とした方が良いと判断されれば科目の留年もあります。
英語や数学などその科目だけ1学年下で学ぶケースもあります。
これは生徒にとって、基礎をしっかり修得する方がその後に良いと考えた結果、生徒と保護者が学校と相談して決めます。

理解できていない部分が多く、毎日理解できない授業を受けるより、もう一度しっかりと基礎からその科目を学び直した方が基礎固めができます。

学校にもよりますが、中学または高校から選択科目を選ぶことができます。
それは基礎授業の英語、数学、理科、社会、第2外国語以外の科目を自由に取ることが出来るシステムです。
「音楽」「演劇」「バンド」「コンピューター」「心理学」「歴史」と選択科目は様々ですが、自分の興味のある授業を選ぶことができるので個性が育ちます。

個々の個性を大事にしてくれるところもインターナショナルスクールの魅力です。

③参加型の授業で、生徒からも意見をどんどん言う

インターナショナルスクールの授業スタイルは、スクールにより異なりますが、日本の学校と比較すると探究型の授業が多いためディスカッションベースの授業が多くなります。
すなわち参加型の(先生が話すだけでなく、生徒も意見をどんどん言う)授業が多くみられます。

これは、多様な意見、考えをお互いに理解し合いながら、多くのヒントを結び付けていく探究的な学びのキーポイントです。

あるテーマについて、自分で考え、仮説を導き出して、実験して、結果を測定して、再度、自分で考えていく。
そのプロセスをグループやクラスで、テーマの切り口に気付かせる先生の力量が試される分、ダイナミックに学びの面白さと多様な意見を知る時間です。

ディベートは、自分の主張や仮説を客観的に分析してもらう場であり、同時に聞く力も養います。他者から多くの気付きをもらえるのです。

日本の学校ではレクチャー形式の(主に先生が生徒に話しつづける)授業が主ですが、インターナショナルスクールでは「ディスカッション」「ディベート」「プレゼンテーション」などが組み込まれている授業が多いのも特徴です。

そのためノートパソコンやタブレットは、普段の授業から文房具として使っています。

参加型の授業では、積極的な発言や内容も成績に大きく影響するため、生徒も質の高い質問を考えてディベートが白熱します。

今後、お子さんがアメリカの学校やインターナショナルスクールに編入することを目標としている場合、「ディベートで自分の意見をいかに伝えることができるか?」がスクールで学ぶキーポイントです。

ディスカッション、ディベート、プレゼンテーションを中心とした授業を事前に練習して入学に備える必要があります。
座って黒板を書き留めるだけの受け身の授業ではありません。
親としても、授業スタイルが全く異なることを理解し、サポートできる体勢を築きたいですね。

④長い夏休みがあり、その間に様々な経験を積む

少し学校の勉強とはずれるのですが、教育制度の中で案外大きな役割を果たしているので取り上げます。

インターナショナルスクール(小学校~高校)は、夏休みが約3ヶ月と長いことが特徴です。
その間に日本のインターナショナルスクール生徒はアメリカやイギリス、スイスに渡り、アカデミックキャンプ(勉強キャンプ)、
スポーツキャンプ、ミュージックキャンプなどのサマーキャンプに参加して長い夏休みを過ごします。

海外の大学が開催しているサマースクールに参加するなど人生の方向性を見出す貴重な時間です。

夏休みを普段は体験できないことに有効に使って行きます。
今は、LLCで格安航空券が出ているため、例えば、インター高校生になると転校して行ったシンガポールの友人宅を訪れたりします。

歴史のあるインターナショナルスクールでは、世界にいる卒業生とSNSで知り合い、卒業生の自宅にホームステイすることもあります。

このように座学の勉強とは異なる形で、グローバルにいろいろな経験をする夏休みです。

ちなみにその他の長期休暇は、学校によって異なりますが、春休み約1週間、秋休み約1週間、冬休み(クリスマス休暇)は約2週間前後と日本と休みが異なります。

インターナショナルスクールの魅力

日本の学校とインターナショナルスクールでは異なる点はたくさんあります。
他にも、世界から日本にきた生徒、教職員、ケンブリッジ国際や国際バカロレアといったインターナショナルスクールを代表するカリキュラムを採用しているスクールに入学後に保護者が「こんな風に学ぶの?」と驚き「入学したい」と羨ましいと感じる方も多くいます。

日本の学校では、同学年、クラスメイトと同じカリキュラムで、個別行動を控えるなど規律を守ることが重要視されています。
規律を守る事は、多くの外国人から日本の国民性の素晴らしいところと指摘されています。

一方、インターナショナルスクールは、個性を大事にして、多様な価値観や文化の違いを前提としたスクールです。
そのため学び方もカリキュラムも特徴があるのが魅力です。

海外から帰国されるご家庭、二重国籍や永住外国人のご家庭は、インターナショナルスクールも考えてみるのもいいかもしれません。

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