文部科学省とIB教育推進コンソーシアムは、3月28日、世界各国の学校で実践されている教育プログラム「国際バカロレア(IB)」に沿った指導内容と認められた日本国内の小中高校等が207校(3月14日時点)になったと発表。同省が掲げていた「2022年度中に200校以上」との推進目標をついに達成しました。
国際バカロレア(IB)と文部科学省 IB 教育推進コンソーシアム
国際バカロレア(IB)とは、国際バカロレア機構(本部:スイス・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムで、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い・より平和な世界を築くことに貢献する、探究心・知識・コミュニケーション能力等に富んだ人材の育成を目的としています。
文科省は、2018年度に委託事業として「文部科学省 IB 教育推進コンソーシアム」を設置。国内における国際バカロレア(IB)教育のさらなる普及促進を目指してきました。
日本国内の国際バカロレア認定校等数、目標の200校以上を達成!
文部科学省 IB 教育推進コンソーシアムの活動最終年となる今年、3月14日時点で、国際バカロレア認定校・候補校数が200校を超えました。
政府は、「成長戦略2021」(2021年6月閣議決定)において、全世界共通の大学入学資格につながる教育プログラム「国際バカロレア(IB)」の認定校・候補校を増やす意向を示し、「2022年度までに200校以上という目標達成に向けて引き続き取り組んでいく」と表明しました。
その後、文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局では、国際バカロレア機構との協力のもとでIB教育の普及・促進に係る必要な環境整備や学校への支援等に取り組み、この度、当初の目標であった認定校等数の200校に到達したことになります。
【国際バカロレア認定校等数】 207校(2023年3月14日時点)
・PYP認定校:59校、候補校31校
・MYP認定校:34校、候補校11校
・DP認定校:67校、候補校5校
原稿:高橋香織(eduJUMP!編集長)
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局
(アオバジャパンインターナショナルスクール内)
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