【連載5】ドイツ母子留学 日本の公立からドイツの小学校へ挑戦!

【連載5】ドイツ母子留学 日本の公立からドイツの小学校へ挑戦!

我が家はドイツ親子留学に行く予定でした。

コロナの影響で延期し、娘は昨年の9月に、公立小学校4年生から、ほぼ英語が出来ない状態でインターナショナルスクール(以下、インター)に編入しました。

6月末でインターの4年生が終わり、夏休みに入っています。
怒濤の1年間を通して、成長と今後の課題も見えてきました。

英語に関しては、誕生日を聞かれても、全然理解出来ないレベルだった娘も、リスニングやリーディングは英語での授業に何とかついていけるくらいになりました。

5月末に英検4級を受験したところ、過去問を数回やった程度でしたが、合格しました。
点数的にも、もう少し頑張れば3級に手が届くレベルではないかと思います。

一方で、スピーキングやライティングに関しては、課題が残ります。分からない事は積極的に聞いたり、授業中もっと発言するよう求められています。
シャイな性格もありますし、まだ英語で話す事にも自信がないようです。
もっとRisk Takerになるようにと、スクールレポートに書かれていました。

ライティングも少し長い文章を書くとなると難しいようです。

5年生はプレゼン等もさらに増えますし、その為には、英語で資料を作成する必要があります。この辺りは更なる努力が必要です。

第2外国語としてドイツ語をスタート

我が家は、今後ドイツに行く可能性もあるので、第2外国語として、英語もままならない状態から、週に2回ドイツ語の授業にも参加しています。

最初は心配しましたが、娘はドイツ語が気に入ったようで、成績も良かったです。
英語が出来る生徒も全員初級からスタートするので、安心感があったのかもしれません。

夏休みは6月の末から8月の末まで、丸々2ヶ月間あります。

そして、夏休み中宿題はほとんどありません。
このコロナ禍でも自国に里帰りする生徒もいますし、学校が主催するサマープログラムに参加する生徒もいます。

私は現在、在宅のフリーランスなので、どこにいても仕事をする事が出来ます。
もしコロナでなければ、娘を連れて、知り合いのいるニューヨークやブリスベンに滞在していたかもしれません。
今年は4週間学校のサマープログラムに参加する事にしました。

公立校に通うお友達のママ達には「2ヶ月間もどうするの?」と、結構聞かれます。
「2ヶ月間お休みで、宿題なし」だと、子どもは嬉しいだろうけど、親としては困るという意見も多いです。

娘の同級生は5年生です。
この先の進路によって夏休みの過ごし方は様々です。

教育熱心な地域柄もあり、中学受験する場合は、塾で勉強する子どもが多くいます。
中学受験をしない場合でも、宿題もあり、塾や様々な習い事をしていて、忙しそうです。

海外では、日本のような塾や受験がない国も多くあります。
インターの生徒を見ていると小学生のうちからたくさん勉強する必要性に迫られないため、日本の小学生と比べるとのんびりしている印象は受けます。

しかし、国際バカロレアの授業は、学年が上がるにつれ、大変になっていくと聞きます。
今のうちに自由を満喫しておく感じなのでしょうか。

一方、娘のように日本の学校に進む可能性もある場合、在籍しているインターは初等部までなので、中等部のあるインターに転校する生徒もいます。
4年生くらいから日本の小学校に転校する生徒もいます。

あるいは、インターを卒業後、日本の私立の学校へ進学する為に、インターに通いながら、塾を利用して勉強を頑張っている生徒もいます。

本人、家庭それぞれが状況に応じて判断し、選択していきます。

日本の教育か?海外の教育か?どう進むのが良いのか?
皆さん色々と考えられているようです。

国内のインターに通うと、日本と欧米の教育の選択肢と価値観の狭間で揺れ動くという事でもあるのです。

娘自身は、ドイツ語の成績が良かった事で自信がついたようです。

この先の進路について「ちょっとドイツに行ってみてもいいかなぁ。」などと言っています。

親としては、一旦キャンセルした留学の手続きをもう一度やり直すのは面倒と思いつつも、インターに転校して、様々な国籍の生徒や先生に囲まれ、日本にいながらも校内は海外という環境で過ごすうちに、ドイツも、気軽に行ける場所のように感じるようになった事自体は、嬉しく思います。

日本の学校に通う同級生から、数ヶ月遅れてようやく小学生の高学年になる娘が、今後どういう進路を選択すべきか、家族で話しながら、決めていきたいと思います。

羽木 桂子https://bluebooby.net/
秘境専門旅行会社、輸入会社勤務を経て、現在はフリーランス。旅行や出張、長期滞在で訪れた国は30カ国を越える。これまでの海外経験から、今後の教育に必要なのは語学力と不確実な世の中を生き抜く力と考え、広い世界を見て欲しいという思いから、娘とのドイツ親子留学を計画する。新型コロナの影響で延期となった為、現在娘は公立の小学校から、インターナショナルスクール(国際バカロレア認定校)へ転校し、渡独のタイミングを検討中。コーチングや働き方、国際教育・語学等について、自身のブログでも発信している。 日本語学科卒で日本語教員養成講座を修了。
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