APは、アメリカの大学を受験する時に得意な科目を選んで授業料も節約!
APは、Advanced Placementの略でSATを運営するCollege Board が運営しています。
APは、得意科目を高校時点で大学レベルまで学べる仕組みです。
APと呼ばれる、大学の一般教養に相当する
難しいクラスを高校で履修できます。
学んでいる内容は大学1年レベルで、宿題とレポートを提出します。そして、卒業までにAPテストを受けて、合格すると晴れて履修となります。
APの大きなメリット
1.大学志願時に加点をしてくれる。
大学側としては、物理を学びたい志願者がいれば、APで一般教養を終了しているレベルの学習意欲の高い学生が欲しいですね。
2.単位として認めてくる。
日本の大学は、年間授業料が決まっていますが、アメリカの大学は、卒業まで単位(クレジット)を購入します。
日本では、時間割りが組めればどれだけ科目を履修しても、授業料は変わりません。
しかしアメリカでは、多くの科目を履修すると学費も高くなります。
APは、教養学部の該当する科目をすでに履修済みとされ、その科目の単位(クレジット)授業料を払う必要がありません。
3.卒業年数が短くなる可能性がある。
アメリカの大学は、卒業までの単位(クレジット)を購入します。
高校で一般教養に準ずるAPの科目を履修しておくと、卒業までの年数が短くなります。
半年早く卒業すると数百万円の節約になります。
社会に出て働く時間が増え、またギャップイヤーなどにも有効活用できます。
結果的にAPは、得意科目で大学志願でも進学後も得をする仕組みです。
APの試験とは?
APの成績は、5段階評価で3以上で大学の教養学部の単位に認められています。
AP Art and Design Programでは、2Dと3Dのアートデザインを行います。
このように様々な科目で、大学の教養部分を先に学んでいきます。
APテストの実施について
コロナ禍で、APテストもオンライン化となりました。
コロナ後にまた変更がある可能性があります。
国内のインターナショナルスクールでもAPが取得できるインターナショナルスクールがあります。
海外の大学では、国際バカロレアのHL(高レベル)をAPと同じく単位として認めるのが一般的です。
英国式のAレベルも同じように大学で単位として認められます。
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