STEAM教育は、探究学習で効果が高く
インターナショナルスクールは、世界で教職員が入れ替わり、常に新しい学びのアイデアが交流されます。
近年、インターナショナルスクールでは、STEAM教育と呼ばれる
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Mathematics(数学)
- Arts(リベラル・アーツ)
を統合的に学習する「STEAM教育」が探究学習と連携しています。
- 例えば、音楽のテーマが生誕250年の「ベートーヴェン」だとします。
- 音楽の先生が担任と各教科の先生と連携して、ベートーヴェンがどの時代に活躍していたのか?(歴史、社会:世界史、当時の生活、音楽家の生活水準)
- ベートーヴェンの人生となぜ引っ越しが多かったのか?(数学:その回数と距離)
- ピアノは当時はどのような技術的なメリットと課題があったのか?(工学、技術:楽器の構造と音)
- 盗難されることを恐れたベートーヴェンは、どのように楽譜に細工をしたのか?(数学、科学:楽譜の暗号化)
最後は、それぞれの得意な楽器でベートーヴェンの代表曲をリレーで演奏し、音楽家ベートーベンその人を理解し、歴史、求められた音楽とその背景を理解します。
仮に音楽のベートーヴェンが嫌いでも、歴史やピアノ、科学や工学、技術などどこかの接点から生徒は自分なりに「ベートーヴェン」を理解できる論点を多く提供します。
さらに各科目が連携して、タプレットやパソコンなどICTと結びつくことでさらに深い学び、リサーチに繋がっています。