インターナショナルスクールは、戦争により、何度か閉校へ
1. インターナショナルスクールの歴史は、こちらをご覧ください。
貿易が盛んな横浜、神戸などに多くのインターナショナルスクール(外国人学校)が開校していきましたが、第一次、第二次世界大戦に入ると多くのインターナショナルスクールは閉校しました。
再び、日本のインターナショナルスクールが開校していくのは戦後です。
GHQの占領下で全国にアメリカ軍基地があったため、アメリカンスクールとが全国に増えていきました。
高度成長を遂げた1970年代は、日本で最古の国際バカロレア認定校「セントメリーズ インターナショナルスクール」が開校しました。
正確に述べるのであれば、東京都港区にある聖心インターナショナルスクールが、国際バカロレアの日本初の認定校です。
同校は、すぐに国際バカロレアをカリキュラムから外し、認定校から外れました。
そのため国際バカロレアを日本で最初の頃から続けているインターナショナルスクールは、セントメリーズ インターナショナルスクールです。
そのため、編集部は、セントメリーズ インターナショナルスクールが日本最古の国際バカロレア認定校と判断しています。
※フランス語、ドイツ語などのインターナショナルスクールもあります
外国人のための日本にある学校
インターナショナルスクールは、元々、外国人駐在員の子どものための教育機関として開校したため、日本の大学は、インターナショナルスクール卒業生に大学受験資格を与えていませんでした。
学校教育法の第1条に掲げられている教育施設ではく、多くのインターナショナルスクールが各種学校法人として運営されていたため、義務教育を履修し、高等学校を卒業したと同等とされていなかったからです。
しかし、1981年より文部科学省は、国際バカロレアや海外の教育委員会から指定を受けたインターナショナルスクール高等部の卒業生は、高校を卒業したとと同等とする、と指定しています。
その後、文部科学省は、日本における国際バカロレア認定校200校計画を打ち出しました。