AI時代に3つの教育キーワードがあります。
それが「STEAM+好奇心+英語」です。
21世紀のAI時代を生きる子どもたち。
今の学校で学ぶことに加え、今後、必要とされる体験や発想、スキルを家庭で補う必要があります。
「STEAM+好奇心+英語」のキーワードをどのように家庭が取り組むべきでしょうか。
それがこちらの5つのアクションプランです。
- 「基礎学力・スキル」は日本の義務教育で身につける。
- 21世紀に一層重視される「STEAM」は、子どもの好奇心が開花する内容で学ぶ
- 英語コミュニケーション力は、英語単体ではなく、好奇心のあるテーマ(STEAM分野等)を通じて、頭と手足で身につける
- 自宅でも学びが継続する仕掛けを作る
基礎学力は、小中学校は義務教育で身に付けます。
ITなど導入が遅れている教育は、親が使っているipadなどのタブレットに遊びながら学べる教育ゲームも良いでしょうか。
また、音声入力は進化が大きく、Amazon EchoやGoogle Homeなど音声入力と音声リサーチをどのように使いこなすことで効果的に調べる情報が手に入るか、を体験しておく必要があります。
義務教育は最先端のITをカバーするには時間がかかるため、その時間差をご家庭で補う費用があります。
「STEAM」は、子どもが好奇心を持っている分野で、自然科学、アート、音楽、エンジニアリングなど触れていきましょう。
例えば、ロボットが好きなお子さんは、ロボットを作るブロックや動作するモーターをどのような角度で取り付けることで「機能」になるのかを理解します。
裁縫、手芸など自分が着たい洋服を作るのも「ものづくり」教育として重要です。
デザインをスケッチし、予算を決めて、その中で生地を選び、ボタンやファスナーなど組み合わせていくのもSTEAM教育です。
料理もオススメです。衛生面と刃物に気をつけて、メニューから完成図を描きそこから逆算して必要な原材料と調味料、プロセスとして加熱の方法などSTEAM教育として個体・液体・気体を体感することができます。
Youtuberがロボットを作っている動画を観るのではなく、自分の手足を使って「ものづくり」をすることが重要です。
参考資料も日本語から取る必要はありません。
例えば、ファッションは世界中で季節によりファッションショーが開催されています。
海外のサイトにファッションショーを見にいき、子どもが興味ある分野は、英語の方が情報が多いと気付かせるのも重要です。
好奇心のあるテーマ(STEAM分野等)を通じて、頭と手足で身につけたスキルは、忘れることはありません。
気を付けたいこと
子どもが最初に料理や洋服、ロボットなど作り始めると汚れる、散らかす、ケガをすることがあります。
汚れる前に作業着または汚れても良い服に着替える習慣を作りましょう。
ものづくりの大敵は、散らかすことです。
なぜなら作る部品がどこにあるのかわからなくなり、場合によってはネジを無くしてしまいます。
ケガをする場合もあります。
力加減がわからず、ドライバーなど強く回した時に指先をケガすることおあります。
料理は、子ども向けの包丁などを使いましょう。
皮むきのピーラーも指が小さなお子さんは、指先が切れてしまうことがあります。
注意することがあります。それは、親の「過保護」です。
過保護が創造力を阻害する
親が監視下している中で、子どもの「ものづくり」の創造力は伸びません。
ブロックと粘土で「ロボット」を生み出すのも創造力のひとつ。
失敗することで、子どもは答えを導き出す力を養います。
多くの失敗を多くの時間と場所、高い質できるのは、子どもの時だけです。
「STEAM+好奇心+英語」で子どもの未来を作っていきましょう。