5年間の集大成がここに!
第8回国際バカロレア推進シンポジウムに参加しよう
日本における国際バカロレア(IB)の普及・拡大を推進している文部科学省は、2018年度に『文部科学省IB教育推進コンソーシアム』を立ち上げ、グローバル人材の育成を観点としたIB教育を普及する活動に取り組んできました。
「国際バカロレア推進シンポジウム」は、その活動の柱の一つ。IB教育の認知度向上や導入支援などを目的に、全国各地で開催しています。これまでの5年間で、7回開催してきたシンポジウムも、次回3月26日で最終回を迎えます。
本記事では、文部科学省IB教育推進コンソーシアムのこれまでの歩みと最終回となる第8回国際バカロレア推進シンポジウムについてご紹介します。
国際バカロレア(IB)、
文部科学省 IB 教育推進コンソーシアムとは
国際バカロレア(IB)とは、国際バカロレア機構(本部:スイス・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムで、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い・より平和な世界を築くことに貢献する、探究心・知識・コミュニケーション能力等に富んだ人材の育成を目的としています。
▽国際バカロレア(IB)教育推進動画(文部科学省IB教育推進コンソーシアム制作)
2018年、国内における国際バカロレア(IB)教育のさらなる普及促進を目指し設置されたのが「文部科学省 IB 教育推進コンソーシアム」。その運営の委託を受けたのが、日本を代表するインターナショナルスクールであるアオバジャパン・インターナショナルスクール(以下、アオバ)です。
アオバ×IB教育推進コンソーシアム
グローバル時代の人材育成に貢献
アオバが文部科学省 IB 教育推進コンソーシアムの事業を受託した理由は、国内における国際バカロレア(IB)に対する理解や各教育プロクラムの導入・運営を効果的に支援することで、グローバルな時代にふさわしい人材の育成に貢献したいという思いを実現するため。コンソーシアム事務局という立場で、全面的にサポートし、国内におけるIB教育の認知度向上や導入に対する支援に取り組んできました。
シンポジウム開催は、その活動の一つ。2018年に、文科省の講堂で開催された初回には、約500人が参加するほど盛況。コロナ禍ではオンライン開催となりましたが、国際教育へ興味がある個人やIB教育を実施する行政、学校管理職、実践者など1,000人超が参加し、関心の高さが伺えます。
シンポジウムでは、日本におけるIB教育の実践について、核心に迫る議論が繰り広げられるだけでなく、候補校以上の学校でなければ入手できない情報やDPC(Diploma Programme Coordinator)でなければアクセスできないサイトなどワークショップリーダーやIBプロジェクトに携わっていないと知り得ない情報が多く取り扱われるのが特徴。一般向けに開示していない最新情報を共有できる貴重な機会となっています。
最終回はオンラインで開催!
テーマは「なぜ日本において国際バカロレア教育が必要なのか」
最終回となる第8回目は「なぜ日本において国際バカロレア教育が必要なのか」がテーマ。基調講演、トークセッション(登壇:IB修了生、IB教員、大学関係者)、IB教育実践共有、IB教育に関する研究成果発表等を予定しています。
IB教育に関心のある教育関係者や自治体等をはじめ、学生や保護者など一般の方もご自宅からオンラインで参加することができます。
5年間の集大成となる最終回。日本におけるIB教育の今とこれからについて、学べる機会をお見逃しなく!
お申し込みは、文部科学省IB教育推進コンソーシアムの専用サイト へ 参加を申し込む
開催日:2023年3月26(日) 9時30分~ 16時15分
開催方法:オンライン(Zoom Webinar)
対 象:国際バカロレア教育に関心を持つ学校、教育委員会、自治体、教育関係者、保護者、生徒等
費 用:参加費無料
主 催:文部科学省
協 力:国際バカロレア機構
運 営:文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局
◇プログラム◇(敬称略)
【開会挨拶】9:30~9:40
文部科学省/国際バカロレア機構
【基調講演】9:40~10:00
『なぜ国際バカロレア教育が日本で必要なのか』 岩崎 久美子(放送大学教養学部教授)
<プロフィール>筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了。国立教育政策研究所生涯学習政策研究部総括研究官を経て現職。研究分野は成人教育学、教育社会学、生涯学習
【トークセッション1】10:00~11:00
『IB修了生が語る学びの経験談』
司 会:岩崎 久美子(放送大学教養学部 教授)
登壇者:IB修了生
【トークセッション2】11:00~12:00
『IB教育と高等教育の接続』
司 会:原 和久(都留文科大学文学部 教授)
登壇者:本弓 康之(筑波大学附属坂戸高等学校 国際バカロレア部部長)
松崎 秀彰(茗溪学園中学校・高等学校 DPコーディネーター)
Mahmood Sabina(岡山大学教育推進機構 准教授・IB入試推進室室長)
平島 大(国際基督教大学 教授・アドミッションズセンター長)
【休 憩】12:00~13:30
【IB教育実践・研究成果共有会】13:30~16:15
登壇校:国内のPYP校・MYP校・DP校、IB教育研究機関(
対 象:生徒・保護者、教育関係者、大学関係者等
セッション➀(13:30~14:15)
やまた幼稚園(PYP校)/育英西中学校・高等学校(MYP校)/沖縄尚学高等学校(DP校)
セッション➁(14:30~15:15)
聖ヨゼフ学園小学校(PYP校)/大阪教育大学附属池田中学校(
/神奈川県立横浜国際高等学校(DP校)
セッション③(15:30~16:15)
IB教育研究成果発表(筑波大学・東京学芸大学)
原稿:高橋香織(eduJUMP!編集部)
校正・構成:原知子(eduJUMP!編集部)
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局
(アオバジャパンインターナショナルスクール内)
TEL:070-4448-1404(電話受付時間 平日のみ 10:00-17:00)
E-mail : consortium.info@aobajapan.jp
ホームページ : https://ibconsortium.mext.go.jp