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気になる同級生とその家族とは?〜インターナショナルスクール術

今回のインターナショナルスクール術は、ずばり「同級生とその家族とは?」をテーマにしました。

インターナショナルスクールに入学させてみようと考えると外国人の生徒さんや芸能人や会社経営者、医者、弁護士の家族が集まるイメージがありますね。

実際、イメージ通りの部分もあります。

インターナショナルスクールに入学する同級生とご家庭とは?

編集部は、実際に日本と世界のインターナショナルスクールを取材しています。
そこから浮かび上がる日本にインターナショナルスクールの同級生と家族についてお伝えします。

同級生は?

親として気になるのが、どのような同級生と一緒に学ぶのか?ですね。
生徒構成として、外国人、ダブルの日本人、帰国生、日本人がいます。

外国人は、海外転勤族と永住外国人の生徒が通っています。

海外転勤族は、国際機関、大使館、外資系の企業の駐在員として来日し、お子さんをインターナショナルスクールに通わせるケースです。
お子さんの同級生は、世界中から転勤してくる子女になるため国際色豊かになります。

インターナショナルスクールは、「国際色」の豊かさがひとつのポイントです。
そのためインターナショナルスクールのホームページには、生徒は40ヵ国、教職員は10ヵ国など国籍をトップページに打ち出しているスクールが増えています。

海外転勤族は、3年〜5年で転勤するため、同級生と別れる切なさがあります。
しかし、そこで終らないのがインターナショナルスクール生の面白さ。
SNSでも繋がりながら、さらに同級生と海外のサマープログラムに一緒に参加する、など「お友達と遊ぶ」も世界的。

友情は、国境を越える姿がインターナショナルスクール生からも見えてきます。

日本は、歴史的に中国、韓国からの永住外国人も多く住んでいます。
インターナショナルスクールにも多くの永住外国人の生徒も通学しています。

アジア人として、隣国でも文化やコミュニケーションに違いがあります。
様々な外国人の同級生と学ぶことで、お子さんは多文化を理解し、経験値を増やしていきます。

ダブルの日本人

ハーフと呼ばれていましたが、教育現場では「ダブル」と呼び方を変えています。
ハーフだと半分という意味合いがあり、生徒にネガティブな表現ではないか、と声が上がりました。
むしろ2つの文化背景を持つ「ダブル」ではないか、という声から弊誌は「ダブル」と表現します。

ダブルの生徒は、2000年代からさらに増えました。
その背景には、グローバル化が進み、国際結婚が増えたためダブルの生徒が増えました。

どちらかが英語母語の場合、インターナショナルスクールに進学することが増えています。
理由は、親とのコミュニケーション言語が英語である。
英語圏に帰国する可能性がある、など家庭の事情からインターナショナルスクールに通わせています。

日本人の保護者

インターナショナルスクールに通う日本人の同級生は、どのようなご家庭でしょうか?

スクールが大都市にあるか、地方都市にあるか、カリキュラムなどにより異なります。
一般論として、大都市にあるインターナショナルスクールは、芸能人、アスリート、経営者、医者、弁護士など士業のが多いのが特徴です。

子どもには、落ち着いて学べる環境を探す芸能人、
アスリートがインターナショナルスクールを選ぶことが増えています。

芸能人、アスリートの方がインターナショナルスクールに入学させる理由は、

・インターナショナルスクールは外交官の生徒も預かっているためセキュリティーが厳しい。
・先生や職員が外国人が多く日本の芸能人を知らない
・同級生も異なる文化背景を持つ生徒が通っているので、いじめられない。
・中学生、高校生になったら海外に留学してパパラッチから逃れて欲しい。

すなわち、日本の学校に通っていたら受けたであろう「リスク」をインターナショナルスクールに通わせることで回避しています。
また、チヤホヤされずに落ち着いて学べる環境をインターナショナルスクールに求めている芸能人、アスリートの方が多く見受けられます。

お子さんが普通に学べる環境がインターナショナルスクールにあります。

では、経営者、医者、弁護士のご家庭がインターナショナルスクールにお子さんを通わせる理由とは、どのような理由が挙げられるでしょうか。

経営面からグローバル化を理解し、危機感を感じている経営者の方がインターナショナルスクールにお子さんを通わせています。
英語と英語で探究的に学ぶ力が、その後の人生に必須と考えています。

医者のご家庭は、海外研修などでアメリカの大学医学部の研究員をされたご経験がある家庭は、インターナショナルスクールにお子さんを通わせるきっかけになるようです。
また弁護士も渉外弁護士など海外のクライアントと交渉するために英語力が必要となり、結果的に自分が英語力が足りず、不利になった経験からお子さんをインターナショナルスクールに通わせるケースもあります。

国際弁護士や会計士など実務で英語を使う機会が多いとお子さんは
インターナショナルスクールで学んで欲しいと考えるご家庭も。

近年、日本の学校の教職員の方がお子さんをインターナショナルスクールに通わせる例も増えています。
また海外旅行経験や留学経験がある共働き世帯でインターナショナルスクールに通わせるご家庭も増えています。

インターナショナルスクールに通う同級生やご家庭の姿から「遠くのスクール」だった時代から、近年より身近なスクールになっているようです。

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